「私は野蛮です」と宣言しているようなもの
もちろん、体罰や暴力が子どもの教育やしつけに効果的だと考えることは自由だ。ただし、それを世の中に向けて公表する自由は、“私は野蛮です”と宣言することと表裏一体だということはわきまえる必要があります。そして、今回何よりも卑怯なのは、暴力が許される空間を確保するために、阿部氏を心配し擁護しているということでしょう。そうした野蛮さを中和するために、しくじった人間を思いやるというスピンオフを挟んでいるからです。
つまり、失敗をおかした人に寛大な態度を見せることとトレードオフで、暴力が取引に使われているのです。
それは、何よりも暴力が本質的に陰湿な行為であることを如実に示しているのです。
<文/石黒隆之>
今日は、父の日。
— 読売ジャイアンツ (@TokyoGiants) June 14, 2025
あなたのお父さんと
ジャイアンツの思い出はありますか。#父とジャイアンツ pic.twitter.com/EAfXUINODV
【石黒隆之】
音楽批評の他、スポーツ、エンタメ、政治について執筆。『新潮』『ユリイカ』等に音楽評論を寄稿。『Number』等でスポーツ取材の経験もあり。いつかストリートピアノで「お富さん」(春日八郎)を弾きたい。Twitter: @TakayukiIshigu4

