6歳の息子が卒園を迎える1カ月前のことです。毎年、卒園するクラスの会長さんをはじめとする役員の方々は、担任の先生へ贈るプレゼントの計画を熱心に練ってくれます。息子のクラスの担任の先生は、子どもたちのことを本当に心からかわいがってくれました。親子ともども大好きな先生だったため、プレゼントを贈る側の私たちも自然と気合いが入っていました。


陰で文句ばかり言うママ友
私は仕事が忙しかったこともあり、役員を引き受けてくれたママさんたちにはいつも感謝の気持ちでいっぱいでした。しかし、陰で文句ばかり言うママ友が一人いたのです。
子どもの送迎時によく会うAさんは、行事が終わるたびに「運動会の景品は、前年と同じお菓子で十分だったのに」「もっと工夫したらよかったのに」などと、ぐちぐち不満を漏らしていました。
私は、Aさんが文句を言い始めると「そうですかね~」と否定も肯定もしない相づちを打ち、苦笑いするしかありませんでした。心の中では「役員さんたちは休日を削って集まり、いろいろと話し合って決めてくれているんだよ」と思いつつも、それをはっきり言えない自分自身にモヤモヤしていました。
卒園プレゼントの予算に不満炸裂!?
卒園式を1カ月後に控えたある日、担任の先生へのプレゼント内容が決まったというグループLINEが届きました。内容は「花束とメッセージカード、手作りDVD、園用の絵本。予算は1人800円」というもの。
会長さんがグループLINEで「他に意見はありませんか?」と問いかけてくれましたが、その場では誰からも意見は出ず、私を含む全員が納得しているものだと思っていました。
ところが翌日、幼稚園に息子を迎えに行くと、Aさんが私を見つけるなり再び文句を言い始めたのです。「今年の費用、高すぎない!?」「私の上の子のときは300円だったのに」「絵本なんて園にたくさんあるのに、わざわざプレゼントする意味がわからない」と、ぐちぐちが止まりません。
私は「今回は特に担任の先生への感謝の気持ちが強いから……ね?」と苦笑いしながらその場を去ろうとしました。そこへ別のママ友・Bさんがやってきたのですが、Aさんは構わずBさんに向かっても同じように文句を言い始めたのです。

