筆者の実体験です。姪を保育園に送った朝、先生に「叔母さんなんですね」と声をかけられた瞬間、姪がそっと服を引っ張ってきました。耳元で囁かれた一言は、小さな体いっぱいの気遣いで……4歳なりの“守り方”に、思わず笑って、じんわり温かくなった朝の話です。
いつもと違う朝、代役で保育園へ
ある朝、姪を保育園に送り届けることになりました。いつもはママが付き添うのですが、その日は都合がつかず、私が代役を務めることに。
園の玄関で担任の先生に挨拶をして、「母の姉です」と伝えました。
先生はにこやかに頷いて、こう返してくれました。
「ああ、叔母さんなんですね!」
親戚関係を説明するごく自然な一言。でもその瞬間、私の足元で、姪の動きがぴたっと止まりました。
そっと引っ張られた服と、小さな耳打ち
次の瞬間、姪が私の服をそっと引っ張ってきます。「どうしたの?」と屈み込むと、彼女は周りに聞こえないように小さな手で私の耳を覆い、顔を近づけてきました。
そして、こう囁いたのです。
「おばさんじゃ、ないよね!」
私の顔をチラリと見上げながら、まるで「大丈夫、傷つかないでね」と言いたげな表情。その目は妙に真剣でした。

