売り場からレジへと「誘導」

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パラグアイのアスンシオンには、有名な野良猫Rubioがいます。
Rubioは毎日24時間営業のスーパーマーケットの入口に陣取り、落ち着いた態度で買い物客を迎えて、そのままキャットフード売り場へと案内します。しかもこの猫は愛嬌があって人懐っこく、「餌をあげずに帰るわけにはいかないよ」といった「かわいい圧」をかけてきます。というわけで、お客さんは結局レジまで誘導されて、猫のおやつ代を支払うはめになるのです。
Rubioのこの行動が動画でSNS上に投稿されると、たちまちシェアされていきました。人々はこの猫の「冷静沈着でプロのようなふるまい」を褒めたたえています。餌をせがんでしつこく鳴くのではなく、静かにリーダーシップを発揮してお客さんを先導する行為が賞賛されました。
Rubioはドアの前で礼儀正しく待っているかと思えば、次の瞬間には決然と小走りでお客さんを先導し、ときどき振り返って「ちゃんとついてきているかどうか」を確認します。
買い物を特別な体験に変えてくれる猫

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常連客にとって、この猫は「お馴染みの存在」です。多くの人は入口にたたずむRubioを撫でたり声をかけたりするために立ち止まります。
この猫の魅力は、自分に興味を示したお客さんを猫用品売り場へと案内し、さらにレジまで誘導してくれる「遊び心と説得力のある行為」そのものにあります。Rubioは1日中この行動を繰り返します。だれもがこのちょっとした体験を楽しんでいるのです。なかには、この店に来てRubioに会えないと、寂しくて不満を感じる人もいるほどです。
ネット上で有名になった現在では、TikTokや、Instagram、FacebookなどさまざまなSNSで、多くの人がこの猫の動画を投稿・更新するようになっています。こうした動画には「入口に立つ」「先導する」「キャットフード売り場の近くで期待に満ちた表情で待つ」Rubioの姿が繰り返し記録されています。その穏やかで粘り強い態度が、Rubioの魅力をますます高めているのです。

