すぐに寝室にこもってしまった嫁に代わり、家事をこなす息子の姿にモヤモヤしていた女性。
でも、息子がそっと明かした“ある事情”に思わず考え方が揺らいでいくことに──。
今回は筆者の知人から聞いた息子夫婦を心配する母が反省したエピソードをご紹介します。
嫁と息子の対応の差
これはあるとき、久しぶりに息子夫婦の家を訪ねたときの出来事です。
到着してすぐに気になったのは、嫁A子の様子でした。
なんだか顔色は優れず、会話もそこそこに寝室にこもり眠ってしまった様子のA子。
遠方から来た私たちをもてなしてくれたのは息子でした。
息子が忙しない様子で台所とリビングを行き来する姿を見て内心A子に呆れてしまった私。
『いくら男女平等の時代とはいえ、これはちょっと息子に頼りすぎよ』
『少し辛くても家のことはもっと妻がするべきなのでは?』
息子の想い
そんな不満げな気持ちが表情に出ていたようで、息子が小声でA子の事情と想いを打ち明けてくれたのです。
「A子、今すごく大きなプロジェクト任されていて」
「毎晩帰りも遅くて、かなり神経も使っているみたい」
「だから俺にできることは全部やってあげたい」
そして、もともと息子夫婦に呼ばれてお邪魔していた私たちに
「せっかく来てくれて申し訳ないけど、夜ご飯までの時間は少しでも休ませてやってほしい」
と頭を下げてきた息子。

