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「腰のMRI検査費用」はいくらかご存じですか?発見されやすい病気も医師が解説!

「腰のMRI検査費用」はいくらかご存じですか?発見されやすい病気も医師が解説!

MRI検査の費用に違いや追加費用はあるのか?

MRI検査は、撮影条件や機器の種類によって費用が変わる場合があります。

造影剤を使用したMRI検査の費用

腫瘍や炎症などを詳しく評価する必要がある場合、造影剤を使用することがあります。造影MRIでは通常のMRI撮影料に加えて、造影剤使用加算や造影剤そのものの薬剤費が必要となるため、費用負担が高くなる傾向があります。例えば、造影剤を使用する際には診療報酬点数が250点加算されます。総じて目安としては、造影MRIの費用は1割負担の方では約3,400円、3割負担の方では約1万円となります。ただし、診察料や画像診断料、追加検査の有無によって総額は変動します。なお、腎機能が低下している方では造影剤が使えないこともあるため、事前に血液検査を行う場合があります。

高磁場MRIなど機器の性能による費用の違い

MRI装置には1.5テスラや3テスラなどの種類があります。一般的に高磁場MRIは画像が鮮明で、小さな異常も確認しやすい傾向があります。保険診療では装置性能により診療報酬点数が変わる場合があり、費用差につながることがあります。ただし、患者さんの自己負担額には大きな差が出ないことも少なくありません。

MRI検査の撮影以外にかかる費用はある?

MRI検査では撮影費用以外にも、次のような費用が発生することがあります。

初診料・再診料

診察費

画像診断管理料

処方薬の費用

血液検査費用

とくに痛み止めや湿布が処方される場合、薬代も加わります。

「腰のMRI検査」で発見されやすい病気・疾患

ここではメディカルドック監修医が、「腰のMRI検査」に関する症状が特徴の病気を紹介します。どのような症状なのか、他に身体部位に症状が現れる場合があるのか、など病気について気になる事項を解説します。

腰椎椎間板ヘルニア

椎間板の一部が飛び出し、神経を圧迫する病気です。腰痛に加えて、お尻から足にかけてのしびれや痛みが出ることがあります。重い物を持つ作業や加齢などが原因となることがあります。軽症では安静や薬物療法、リハビリで改善することもありますが、筋力低下や排尿障害がある場合は手術が検討されます。整形外科を受診しましょう。

腰部脊柱管狭窄症

加齢などにより神経の通り道が狭くなる病気です。歩くと足がしびれたり痛くなったりし、少し休むと改善する「間欠性跛行」が特徴です。MRI検査では神経の圧迫状態を詳しく確認できます。保存療法で改善しない場合は手術治療が検討されます。症状が続く場合は整形外科を受診しましょう。

脊椎・脊髄腫瘍

脊椎そのものに腫瘍ができる病気で、骨から発生する原発性腫瘍のほか、肺がんや乳がんなどの転移によって起こる転移性脊椎腫瘍もあります。腰痛が主な症状ですが、進行すると神経を圧迫し、足のしびれや筋力低下が現れることがあります。通常の腰痛と区別がつきにくい場合もありますが、安静にしていても痛みが続く、夜間に強い痛みが出るなどの特徴がみられることがあります。MRI検査では、骨や周囲組織への広がりを詳しく確認できます。症状が続く場合は整形外科や脳神経外科を受診しましょう。

脊髄腫瘍

脊髄やその周囲に発生する腫瘍で、髄膜腫や神経鞘腫などが代表的です。初期には腰痛や背部痛だけのこともありますが、進行すると手足のしびれ、筋力低下、歩行障害などの神経症状がみられます。脊髄は神経の通り道であるため、腫瘍による圧迫が進行すると排尿・排便障害につながる場合もあります。MRI検査は脊髄や神経への圧迫状態を詳しく確認するのに有用です。しびれや筋力低下を伴う場合は、早めに整形外科や脳神経外科で相談しましょう。

配信元: Medical DOC

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