猫が好む距離感を保つ工夫
もう一つ、猫と飼い主さんの間で良好な距離感を保つためのコツがあります。それは、あらゆるシーンを想定し、愛猫にとって必要なパーソナルスペースを確保しておくということです。
猫と飼い主さんの信頼関係が深まると、猫のパーソナルスペースは極めて狭くなり、同じ布団で寝ることさえできるようになることもあります。しかし普段は、姿が見えるけれども少し離れた距離を空けたい、身の危険を感じた時にはできるだけ離れたいと感じる猫が多いと言われています。
これらを意識して、飼い主さんの普段の定位置のすぐ近く、少し離れた場所、隣室など身を隠せる場所のそれぞれに、愛猫が静かに落ち着いて過ごせる居場所を作りましょう。特に身を隠せる場所には、四方が囲まれた形状が理想的です。
すべてを平面上に用意するのは大変ですが、キャットタワーや棚の上など、空間を立体的に活用すれば、狭い住宅でも十分に愛猫のパーソナルスペースを確保できるでしょう。
大切なのは、どこで過ごすかを決めるのは愛猫だということです。高い場所にいる時には無理やり下ろそうとしない、呼びかけても返事をしない時でも、耳がピクッとしたのを返事だと解釈するなど、愛猫の気持ちを優先してください。
愛猫が甘えたくて近づいてきた時に構ってあげるというのが、猫にとって最も理想的な構われ方なのです。
まとめ
愛猫から「しつこい人」だと思われたくないなら、下記に配慮すると良いでしょう。
1.猫のペースを優先する
2.猫との信頼関係構築に焦りは禁物
3.遊び方のマンネリ化を防ぐ
4.愛猫に必要なパーソナルスペースを備えた環境を整える
5.猫のストレスサインを察知したらすぐに解放する
これらができるようになれば、あなたはきっと愛猫にとって理想的で信頼できる飼い主さんになれるはずです。

