ロマンチックで意味深な花言葉。バラの描き方にも注目
次は「花言葉の部屋」。 チューリップは愛の宣言、スズランは希望など、花言葉の紹介とその花を描いた華宵の絵が展示されていました。
私は花が好きなのですが、知らなかった花言葉が多くて勉強になりました。中には複数の種類の花を組み合わせる方法もあるそうで、花言葉を意識してから改めて絵を見ると意味深に感じられて面白かったです。
当時は若い女性や男性が、言葉の代わりに花を用いて気持ちを伝え合っていたとのこと。とてもロマンチックですね♪
さまざまな花を描いた華宵ですが、特に愛したバラだけは少し特別で、背景に添えられるのではなく、少女(女性)が手に持つポーズが多いそうです。

「花言葉の部屋」では当時の雑誌や写真絵葉書も展示されています。

「ピクニック」っていう言葉は大正時代に使われていたんですね。

当時の写真絵葉書。西洋でも少女と花の組み合わせは王道だったよう。

バラには思い入れがあったという華宵。
憧れの大正レトロを堪能できる「暮らしの中の花」コーナー
第三展示室は「暮らしの中の花」。大正時代のくらしの中に息づいていた花の意匠を紹介するコーナーで、双六や着物、食器など、当時実際に使われていた品々が展示されていました。
中でも、私が特にテンションが上がったのは大正時代の着物!この時期の着物は大胆な柄や鮮やかな色使いで現在でもアンティークとして人気があり、お直しをして着る人もいるくらいです。
写真だけでなく現物も展示されていて、本物の「大正レトロ」の魅力に思わず見入ってしまいました。
この展示室で私が特に気になったのは、パーティーの一場面のような絵。100年前の上流階級の華やかな空気を感じる一枚の絵の中には和装と洋装の女性が描かれており、服飾の歴史が分かり、とても興味深かったです。

「暮らしの中の花」で展示されていた大胆な柄の大正時代の着物。

華宵の実家に残されていた、モダンな洋食器も。

襟巻がすごい(笑)当時の流行を感じられて楽しいです。

喫茶スペース「カフェ・カショー」は入館料なしで利用できるそう。

新緑を楽しみながら、クリームソーダをいただきました。
