
紀の川流域カンパニーと、和歌山県有田市を拠点とする社会人サッカークラブ FC KISHUは、和歌山県紀の川市北長田の田んぼを会場に「田んぼサッカー 紀の川カップ」を、6月20日(土)に開催する。会場は、紀の川流域カンパニー本社近くで再生された、元々遊休農地だった田んぼ。予備日は6月21日(日)だ。
「田んぼサッカー 紀の川カップ」では、企業・子ども・サッカー選手が5対5で泥まみれになり、農地課題と現代の組織の壁をつなぎ直していく。
「田んぼサッカー 紀の川カップ」について
「田んぼサッカー 紀の川カップ」は、単なるスポーツ大会ではないという。背景にあるのは、減り続ける農業人口、増える耕作放棄地、一般の人が農業に触れる機会の不足、そして地域との継続的な関係が生まれにくいという課題。再生された田んぼを田植え前に一日だけ“遊びと交流の舞台”として開き、泥に入る体験を通じて、地域の農地や人に触れる入口をつくる。
当日は、水を入れて泥んこになった田んぼで5対5のサッカーを実施。参加者は、開会後すぐに田んぼへ入り、準備体操から泥に触れる。足を取られ、転び、笑い合うことで、会社の肩書き・年齢・サッカー経験の差をいったん外し、普段の会議室や職場では生まれにくい会話を生み出す。FC KISHUの選手も参加・運営に関わり、子どもから大人までが同じ泥の上で本気で遊ぶ内容だ。
また、試合の合間には、飲食・休憩スペース、子ども向けの泥や水を使った遊び、フィナーレの餅まきなどが予定されている。試合時間だけでなく、負けた後や待機時間にも他チームや地域住民と自然に混ざる余白をつくることで、企業のチームビルディング、親子の自然体験、地域住民との交流を楽しみながら創出していく。
「田んぼサッカー 紀の川カップ」の対象は、小学生以上、友人同士、家族、企業チームなど。参加費は1チーム5,000円で、小学生以下のみで構成されるチームは参加無料だ。
申し込み(選手・ボランティア)は、下記特設サイトからフォームに記入し申し込もう。参加締切日は6月14日(日)だ。
「田んぼサッカー 紀の川カップ」の特徴をチェック
「田んぼサッカー 紀の川カップ」の特徴を紹介しよう。
第一に、農地を“見る風景”ではなく“入って遊ぶ場所”に変えること。ネガティブな課題として捉えられがちだった遊休農地を、地域内外の人が笑いながら集まるフィールドへ転換する。
第二に、勝敗やうまい人だけが主役になるのではなく、全力で泥に飛び込み、転び、声を出し、場を盛り上げた人、つまり誰でも主役になれるフラットな場を創ること。
第三に、地域の事業者や関係機関とともに作り上げていること。子どもチームの無料招待枠、地元の協賛、名手病院による医療サポートなどを通じて、単なる主催者発のイベントではなく、地域一丸で安全に楽しめる場づくりを進めている。
