男女問わず若く見えるの共通点とは?メディカルドック監修医が解説します。
※この記事はメディカルドックにて『「実年齢より若く見える人」の特徴はご存知ですか?男女別の特徴や若く見えるの共通点も解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
村上 友太(医師)
医師、医学博士。
福島県立医科大学医学部卒業。福島県立医科大学脳神経外科学入局。星総合病院脳卒中センター長、福島県立医科大学脳神経外科学講座助教、青森新都市病院脳神経外科医長、東京予防クリニック院長を歴任。現在は神宮前統合医療クリニックなどで脳機能向上、認知症予防を中心に診療している。
【資格・所属】
日本脳神経外科学会専門医
日本脳卒中学会専門医
日本抗加齢医学会専門医
日本健康経営専門医
男女問わず若く見えるの共通点

表情が豊かで笑顔が多い
若く見える人に共通しているのは、表情が豊かで自然な笑顔が多いことです。表情筋を適度に使うことで、顔の筋肉が衰えにくくなり、血行も良好に保たれます。
ただし、過度に眉間にシワを寄せるなどの表情の癖がある場合、同じ筋肉を使い続けることで筋肉疲労が起こり、シワやたるみの原因となります。自然で穏やかな表情を心がけることが重要です。
体重管理ができていて適正体重を維持している
若く見える人は、適正体重を維持し、極端な体重変動がありません。急激な体重減少は皮膚のたるみを引き起こし、逆に肥満は全身の炎症状態を引き起こし、細胞の老化を促進します。
BMI(Body Mass Index)を適正範囲(18.5〜25未満)に保つことは、見た目の若々しさだけでなく、健康寿命の延伸にも重要です。
紫外線対策を徹底している
皮膚の老化の約80%は紫外線による光老化が原因とされています。若く見える人は、日常的に紫外線対策を徹底しています。
紫外線にはUVA(長波長紫外線)とUVB(中波長紫外線)があり、UVAは真皮層まで到達してコラーゲンやエラスチンを破壊し、UVBは表皮にダメージを与えてシミの原因となります。日焼け止めの使用、帽子や日傘の活用など、総合的な紫外線対策が若々しい肌を保つ鍵です。
良質な睡眠を十分に取っている
睡眠中には成長ホルモンが分泌され、細胞の修復や再生が行われます。若く見える人は、質の高い睡眠を十分に取っている傾向があります。
睡眠不足は、肌のターンオーバー(新陳代謝)を乱し、クマやくすみの原因となります。また、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を増やし、コラーゲンの分解を促進してしまいます。1日7〜8時間の良質な睡眠を確保することが重要です。
適度な運動習慣がある
定期的な運動習慣は、若々しさを保つための重要な要素です。運動によって血流が改善され、皮膚への酸素と栄養の供給が促進されます。
また、運動は成長ホルモンやテストステロンなどの「若返りホルモン」の分泌を促進します。有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせることで、筋肉量の維持と代謝の活性化が期待できます。
「実年齢より若く見える人の特徴」についてよくある質問

ここまで実年齢より若く見える人の特徴について紹介しました。ここでは「実年齢より若く見える人の特徴」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
老けない・老けにくい人の特徴について教えてください。
村上 友太(むらかみ ゆうた)医師
老けにくい人の最大の特徴は、生活習慣の総合的な管理ができていることです。
まず、遺伝的要因も関与しますが、研究によると皮膚の老化の約80%は環境要因、特に紫外線曝露によるものです。したがって、老けにくい人は日常的に徹底した紫外線対策を行っています。
次に、酸化ストレスの管理が重要です。抗酸化物質を豊富に含む食事(地中海式食事など)を摂取し、活性酸素による細胞ダメージを最小限に抑えています。ビタミンC、E、ポリフェノール、カロテノイドなどの抗酸化物質が細胞を保護します。
また、慢性炎症の抑制も鍵となります。老化は慢性的な低レベルの炎症状態と関連しています。適正体重の維持、定期的な運動、質の良い睡眠、ストレス管理によって、体内の炎症を抑えることができます。
さらに、ホルモンバランスの維持も重要です。成長ホルモン、性ホルモン(エストロゲン、テストステロン)、甲状腺ホルモンなどのバランスが良好に保たれていることが、若々しさの維持に繋がります。適度な運動と十分な睡眠がホルモンバランスの維持に役立ちます。
最後に、良好な血管機能も見逃せません。血管年齢が若い人は、皮膚への栄養と酸素の供給が良好で、肌の新陳代謝が活発に保たれます。有酸素運動、減塩、禁煙などが血管の健康維持に有効です。
これらの要素を総合的に管理することで、生物学的年齢を実年齢よりも若く保つことが可能になります。

