膵臓がんの主な原因はどのようなものでしょうか。メディカルドック監修医が膵臓がんの主な原因について解説します。
※この記事はメディカルドックにて『「膵臓がん」を発症すると「黄疸」はどこにできる?黄疸ができる原因も医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
関口 雅則(医師)
浜松医科大学医学部を卒業後、初期臨床研修を終了。その後、大学病院や市中病院で消化器内科医としてのキャリアを積み、現在に至る。内視鏡治療、炎症性腸疾患診療、消化管がんの化学療法を専門としている。消化器病専門医、消化器内視鏡専門医、総合内科専門医。
「膵臓がん」とは?
膵臓がんとは、胃の背中側にあり、消化液やホルモンを分泌する臓器である「膵臓」に発生するがんを指します。膵臓の主な働きは、食べ物の消化を助ける膵液と、血糖値を調整するインスリンなどのホルモンの分泌です。膵臓がんは進行が早い一方で初期症状が乏しく、発見が遅れる傾向があります。そのため他のがんと比べて治療が難しいがんとされ、「サイレントキラー」とも呼ばれています。
「黄疸」とは?
黄疸とはビリルビンという色素が血液中に増えることで、皮膚や眼球の白目(眼球結膜)が黄色くなる症状です。ビリルビンは赤血球が壊された際に発生し、通常は肝臓で処理されて胆汁として排出されますが、膵臓がんにより胆汁の通路である胆管が詰まると、ビリルビンが体内に滞留し、黄疸となって現れます。

