犬の『ストレススマイル』とは?

ストレススマイルというのは、犬が緊張しているときに、口が開いて口角が上がったように見えたり、どこかヘラッとした表情になったりする状態を指して使われることがあります。見た目だけだと笑っているように見えますが、人のように「楽しくて笑っている」という意味とは限りません。
実際には、「落ち着きたい」「それ以上はやめてほしい」「この場を無難にやり過ごしたい」といった気持ちが表情に出ていることがあります。つまり、笑顔に見えても、犬の気持ちは必ずしも明るいわけではないのです。
ストレススマイルが出やすい場面

犬のストレススマイルは、安心しているときよりも、「ちょっと苦手」「逃げたいけれど逃げにくい」と感じる場面で見られることが多いです。たとえば、次のような場面です。
苦手な人に触られそうなとき 写真撮影でじっとさせられているとき 動物病院やトリミングなど緊張する場所にいるとき 叱られた直後や気まずい空気のとき 子どもに囲まれていて、自分のタイミングで離れられないときポイントになるのは、犬が自分で距離を取れない状況で出やすいということです。「笑っているから大丈夫」と見える場面でも、実はかなり我慢していることがあります。

