何気ない一言が、子どもの心に影響
その日の夜、寝る前にRがぽつりとつぶやきました。「ぼく絵が下手だから、もう描かない」その言葉が私の胸に響きました。ちょっとしたアドバイスだと思ったけれど、彼にはそれが「自分はダメだ」というメッセージになってしまっていたのです。自分では気づかないうちに、厳しくしてしまったことを反省しました。
子どもにとって大切なのは、まず「できたこと」を認めること
それから私は、Rが何かを成し遂げたときにはまずその「できたこと」を認めるように心がけました。「これ、よく描けたね!」「最初は難しかったけど、最後まで頑張ったね!」と、彼が自信を持てるように声をかけました。すると、Rはだんだん自信を取り戻して、以前よりも楽しそうに絵を描くようになりました。

