結婚したら、2人で支え合って生活していくもの。そう思って新婚生活をスタートさせました。家賃と光熱費は夫、消費や日用品などは私と、「財布は別」スタイルに。そんな中で、結婚生活が始まって早々……思いもよらない事実が明らかとなったのです。
財布は別々の新婚生活
結婚後、「家賃と光熱費はどうする?」「じゃあ、食費は私が担当するね」などと話し合い、生活費は役割分担するかたちになりました。夫が家賃と光熱費、私が食費や日用品などの日々の生活費を担当するというスタイルです。お互いの負担を分けるかたちで、自然な決め方だと感じていました。
夫は自営業でアパレル店を営んでおり、ほとんど休みなく働いています。「お店はどう?」と聞くと、夫は「まあまあかな」と笑っており、少し心配はありましたが、「きっと大丈夫」と思いながら応援していました。
この件がわかるまで、私が夫の仕事について深く聞くことはなかったのです。
大家さんから手紙が
ある日、ポストに大家さんからの手紙が入っていました。見ると……なんと、家賃が数カ月分も滞納されているとのこと。家賃は夫が払っていると思っていたので、信じられず、私は思わず何度も手紙を読み返してしまいました。
そして、その日帰宅した夫に「家賃って払ってなかったの?」と聞きました。
夫は少し困った顔をして「実は、店の経営がちょっと厳しくて……」と口にしました。
私はそのとき初めて、夫のアパレル店の経営がうまくいっていなかったことを知ったのです。ただ、それよりも、夫婦なのに何も相談してくれず家賃を滞納していたことに、私は強い怒りを覚えました。
このままでは今の家に住み続けられないとなり、急きょ夫の実家に住まわせてもらうことに。突然の出来事に戸惑いながらも、とにかく生活を立て直すしかありませんでした。

