就寝中の猫にやってはいけないこと3つ
1.大きな音や声を出す
猫はとても聴覚が鋭く、人には聞こえないような高い音まで察知できるといわれています。そのため、眠っているそばで大きな声を出したり、物音を立てたりすると、安心していた睡眠を妨げてしまい、大きなストレスにつながることがあります。
猫が休んでいるときは、ドアの開閉音や足音にも気を配り、掃除機や洗濯機など音の大きい家電の使用もなるべく控えると安心です。小さな子どもがいる家庭では完全に静かにするのは難しいですが、寝床を別室や静かな場所に用意するなどの工夫で、猫が落ち着いて眠れる環境を整えてあげましょう。
2.無理にスキンシップをとる
また、眠っている猫に無理やりスキンシップをとる行為も避けたいところです。猫にとって寝床は、自分の縄張りの中でも特に安心できる大切な空間。そこで眠っている最中に抱き上げられたり、別の場所へ移動させられたりすると、安心していた環境を突然壊されたように感じてしまいます。
たとえ愛情表現のつもりでも、猫にとっては不快で恐怖を伴う場合があるのです。「就寝中の無防備な状態のときに突然抱き上げられるような不快な経験が繰り返されると、猫は飼い主の行動を「予測できない危険なもの」と認識し、近づいただけで逃げたり、身を守るために防衛的な攻撃(噛む・引っかく)を起こしたりするリスクが高まります。
3.何度も写真を撮る
さらに、寝顔が可愛いからといって、何度も写真を撮るのも控えたほうがよいでしょう。撮影時のシャッター音やフラッシュは、眠っている猫を驚かせてしまう原因になります。良い写真を撮ろうと顔を近づけすぎた結果、起こしてしまうことも少なくありません。
もし寝ている姿を撮影したいのであれば、静かな環境を保ちつつ、できるだけ距離を取ってそっと撮ることが大切です。猫が安心して眠れる時間を邪魔しないことが、信頼関係を築く上でも重要なのです。
関係が崩れかねない理由
眠っている猫は、とても無防備な状態にあります。そのため、急に起こしたり驚かせたりすると、「この人は危険かもしれない」と警戒心を抱いてしまうことがあります。
一度不信感を持たれると、距離を縮めるのは簡単ではありません。だからといって、焦って無理に抱っこしたり構ったりするのは逆効果。猫のペースを大切にしながら、普段のお世話や遊びを丁寧に続けることが信頼関係につながります。

