幼いころから親しかった友人と、久しぶりに再会したときのことです。懐かしさのあまり、私はいつもの調子で声をかけました。しかし、その場にいた友人の彼氏のひと言で、楽しかった思い出が一瞬で遠いものに……。それから何十年たった今でも、記憶に残っている出来事です。
保育園のころから一緒だった友人
私には、保育園に通っていたころからの幼なじみがいます。学校へ行くときも帰るときも一緒で、休日になるとお互いの家を行き来し、一日中遊んで過ごすほど仲の良い友人でした。
成績の良かった友人は近くの公立高校へ進学し、私は私立高校へ進みました。進学先が別々になってからは、以前のように毎日顔を合わせることはなくなっていきました。
久しぶりに見かけて声をかけたら
高校に入学してから半年ほどたったころのことです。私は偶然、友人が通う公立高校の近くの道で、その友人が彼氏と一緒に歩いているところを見かけました。久しぶりに会えたことがうれしくて、私は思わず「久しぶり」といつものように明るい声で話しかけました。
すると、友人の彼氏が私に向かって「こんな奴と付き合うな」と大きな声で言ったのです。突然の言葉に、私は驚いてその場で固まってしまいました。

