これは、筆者の知人のA子さんから聞いたお話です。
低学年で少年野球チームに入ったものの、家ではゲームやテレビに夢中で自主練には目もくれず、試合では毎回ベンチを温め続けていた息子。そんなやる気ゼロの我が子を、母のたった一言の“魔法”で立派な野球少年に変えることができた、ほっこりエピソードをご紹介します。
家ではゲーム三昧! 試合で悔しがるのに練習しない息子にモヤモヤ
「試合に出られなくて悔しい──」と涙を流すくせに、家に帰れば自主練に目もくれず、ゲームやテレビに夢中になる低学年の息子。そんな我が子の姿に、A子は親として歯がゆい日々を送っていました。
「そんなに悔しがるなら、少しでもバットを振ればいいのに!」と、喉まで出かかった言葉をグッと飲み込む毎日。親の心子知らずとはまさにこのことで、いくらやんわりと練習を促しても、息子のやる気スイッチはどこにあるのやら、一向に見つかる気配すらありませんでした。
気まぐれに振ったバットに、母の大袈裟すぎる“魔法の一言”が炸裂!
そんなある日のこと、息子が自宅リビングで気まぐれに数回だけバットを振りました。いつもなら「危ないから外でやりなさい」と言ってしまうところですが、A子はこれを千載一遇のチャンスだと確信したのです。
ここぞとばかりに、A子は「今のすごい!! 音が全然違うよ!」と、両手を叩いて大袈裟に褒めちぎりました。
すると、息子の目が一瞬で真ん丸に。単純すぎる息子にとって、母のこの一言は強力な魔法となったのです。

