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有料老人ホームの種類とは?特徴や選び方のポイントを解説

有料老人ホームの種類とは?特徴や選び方のポイントを解説

「そろそろ有料老人ホームを検討しようかな?」と考え始めたとき、まず直面するのが種類の多さではないでしょうか。介護付、住宅型、健康型など、名前は似ていても受けられるサービスや費用の仕組みは驚くほど異なります。

本記事では有料老人ホームの種類について以下の点を中心に紹介します。

有料老人ホームとは

有料老人ホームの種類

有料老人ホームの選び方

有料老人ホームの種類について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

高山 哲朗

監修医師:
高山 哲朗(かなまち慈優クリニック)

【経歴】
理事長 高山 哲朗
平成14年慶應義塾大学卒業
慶應義塾大学病院、北里研究所病院、埼玉社会保険病院等を経て、
平成29年 かなまち慈優クリニック院長
【所属協会・資格】
医学博士
日本内科学会総合内科専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本医師会認定産業医
東海大学医学部客員准教授
予測医学研究所所長

有料老人ホームの基礎知識

有料老人ホームの基礎知識

有料老人ホームとはどのような施設ですか?

有料老人ホームとは、高齢の方が快適に暮らせるように整えられた、民間運営の施設です。食事の提供、介護サービス、家事援助、健康管理のうち、少なくとも一つ以上のサービスを受けられる住まいを指し、心身の健康を保ちながら生活を安定させることを目的としています。

有料老人ホームには、【介護付き有料老人ホーム】【住宅型有料老人ホーム】【健康型有料老人ホーム】と3つの種類があり、施設ごとに提供内容や料金帯は異なります。入居対象者もさまざまで、自立して生活できる方を対象とする施設、要介護認定を受けた方のみが入居できる施設、その両方を受け入れている施設に分かれます。

有料老人ホームは、ほかの入居者と交流しながら暮らせるため、孤独を感じにくいことも魅力の一つです。入居先を選ぶ際は、現在の心身の状態やライフスタイル、入居後に受けたいサービスを踏まえ、自身に合った施設を見極めることが大切です。

有料老人ホームにはどのような種類がありますか?

有料老人ホームは、主に民間事業者が運営する高齢の方向けの住まいで、大きく次の3種類に分かれます。施設ごとに入居条件や受けられるサービスが異なるため、違いを理解してから検討しましょう。

①介護付き有料老人ホーム
施設のスタッフが介護を担うタイプで、行政から”特定施設入居者生活介護”の指定を受けている施設です。介護費用が月額定額で介護体制や受け入れ対象の幅が広く、介護専用型、混合型、外部サービス利用型などがあります。

②住宅型有料老人ホーム
食事や見守り、掃除や洗濯などの生活支援を受けながら暮らせる施設です。介護が必要になった場合は、訪問介護や通所介護などの外部サービスを利用します。

③健康型有料老人ホーム
自立している高齢の方を主な対象とする施設です。家事支援を受けながら生活でき、設備が充実している点も特徴ですが、重い介護が必要になると退去が必要な場合があります。

このように、有料老人ホームは種類によって役割が異なるため、心身の状態や必要な支援に合った施設を選ぶことが大切です。

有料老人ホームとほかの施設との違いを教えてください

有料老人ホームとほかの施設との違いを整理すると、次のとおりです。

【特別養護老人ホーム(特養)との違い】
特養は公的施設で、原則要介護3以上の方が対象です。費用は低めに設定されていますが、入居待ちが起こりやすく、夜間の看護職員配置も必須ではありません。有料老人ホームは主に民間が運営し、自立から要支援・要介護まで幅広く受け入れる施設があり、設備やサービスの自由度が高い傾向がある点が違います。

【グループホームとの違い】
グループホームは、認知症と診断された方が少人数で共同生活を送る施設です。有料老人ホームは認知症に限らず入居でき、個室で暮らせる施設や、看護職員の配置、レクリエーションが充実した施設もあります。

【サ高住・老健との違い】
サ高住は見守りや生活相談が中心、老健は在宅復帰を目指す中間施設です。一方、有料老人ホームは長期的な生活の場として利用しやすく、本人の状態や希望に合わせて選びやすい施設です。

有料老人ホームの種類ごとの特徴

有料老人ホームの種類ごとの特徴

介護付き有料老人ホームはどのような人に向いていますか?

介護付き有料老人ホームは、介護が必要な方が生活を続けやすい施設です。介護度が変わっても住み続けやすく、主に次のような方におすすめです。

・日常的に介護が必要な方
要介護1以上の方を対象とする施設が多い傾向にあり、介助を受けながら生活できます。

・夜間や緊急時の対応に不安がある方
24時間スタッフがいるため、急な体調変化にも対応しやすいです。

・家事や身の回りの支援も必要な方
掃除や買い物代行などの生活支援を受けられます。

・食事や健康管理も重視したい方
栄養に配慮した食事や、医療スタッフとの連携がある施設もあります。

・交流や楽しみのある暮らしを望む方
レクリエーションやリハビリを通じて、心身の維持や入居者同士の交流が期待できます。

・将来も同じ場所で暮らしたい方
看取り体制を整え、最期まで住み続けられる施設もあります。

住宅型有料老人ホームの特徴を教えてください

住宅型有料老人ホームは、生活支援を受けながら、自身に必要な介護サービスを選んで組み合わせられることが特徴です。自立している方が入居するケースだけでなく、入居後に介護が必要になった場合でも、訪問介護やデイサービスを別途契約し、同じ住まいで生活を続けられる場合があります。
主に受けられるサービスは次のとおりです。

・食事の提供
1日3食に加え、おやつが出るホームもあり、きざみ食、ソフト食、ミキサー食などに対応する施設もあります。

・生活援助
掃除、洗濯、買い物代行など、日常生活を支える支援を受けられます。

・見守り・安否確認
スタッフが定期的に状態を確認し、日常の悩み相談にも対応します。

・緊急時の対応
24時間体制でスタッフが常駐し、緊急コールなどを通じて迅速に対応できるホームもあります。

・レクリエーションやイベント
日々の楽しみにつながる企画に力を入れている施設もあります。

介護サービスが最初から含まれているわけではないため、必要な分だけ利用しやすく、要介護度が低い方は費用を抑えやすい点も特徴です。

健康型有料老人ホームはどのような施設ですか?

健康型有料老人ホームの主な特徴は次のとおりです。

・家事や生活面の負担を減らせる
食事の提供、居室の掃除、洗濯、安否確認などを受けられます。日中は生活相談に応じる体制が整えられている施設もあり、一人暮らしの不安をやわらげやすい点が特徴です。

・暮らしを楽しむための環境が整っている
イベントやサークル活動、趣味活動の支援が充実している傾向にあり、活気あるシニアライフを送りやすい施設です。

一方で、健康型有料老人ホームでは、介護や医療サービスは基本的に行っていません。ただし、外部サービスは利用できるため、必要に応じた支援が組み合わされます。
生活支援を受けながら自由度の高い暮らしを続けたい方や、家族にとっても見守りのある環境を求める場合におすすめできる施設です。

配信元: Medical DOC

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