「心房細動の余命」についてよくある質問
ここまで心房細動の余命などを紹介しました。ここでは「心房細動の余命」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
心房細動を発症したら日常生活で注意するべきことを教えてください。
小鷹 悠二(医師)
心房細動を発症した場合、発作性であれば適切な治療で元の規則的な脈に落ち着かせることもできますが、過度の飲酒やストレス、血圧などのコントロールが不良、他の病気による体調不良など、様々な要因で心房細動が再発してしまいます。そのため、過度のストレスや疲労を避ける、誘因となるような生活習慣に気を付ける、治療中の病気を良い状態でコントロールするといったことが大切です。
心房細動で亡くなる方はどのくらいなのでしょうか?
小鷹 悠二(医師)
心房細動で直接死亡することはありませんが、心房細動によって引き起こされる脳梗塞や心不全が原因で死亡することはあります。そのため、心房細動による死者数ははっきりとはわかりませんが、心房細動を発症した場合には、心臓や脳、血管の病気(心血管死)によって死亡する確率が2倍となり、あらゆる死因による死亡(全死亡)は1.5倍に増加するとされています。
まとめ
心房細動ではどのような合併症が生じやすいのか、治療方法があるか知っていただくことはできたでしょうか。
脳梗塞や心不全など、重症化する危険がある合併症を引き起こすこともあるため、正しく知っていただき、皆さんの健康な生活に役立てていただければと思います。

