飼い主が悩みやすいポイントとは?

しつけがうまくいかないと、「私の育て方が悪いのかな…」と落ち込んでしまう人も多くいるでしょう。特に、近年はSNSの普及によって、"しつけが完璧にできている飼い主"の存在を誰でも見られるようになっています。これも飼い主を不安にさせる大きな要因です。
しかし、犬によって性質は大きく異なりますし、その子の年齢や生活環境、経験によっても学習スピードは異なります。
吠え癖やイタズラ、飛びつき、トイレトレーニングなど、覚えることはたくさんある中で、学習スピードがゆっくりな犬がいても不思議ではありません。むしろ「すぐできる犬」の方が少ない、くらいに考えましょう。
「言うことを聞く=良い犬」ではない
よく「良い犬」「賢い犬」という言葉に対し、言うことを聞くイメージを持つ人が多くいます。しかし、実際は言うことを聞くから良い犬というわけではありません。
一見、飼い主や周りの人間にとっては不都合な行動をとっていても、それはその子が「自己主張できる性格」であることが多いです。これも立派な個性の1つでしょう。
しかし、そのまま放置していると、人間との共存生活でトラブルが生まれるので、その子の性質を抑制しすぎず、「どう伝えれば理解してもらえるかな?」という点を考えながら、接したりトレーニングを進めていくことが大切です。
効果的なコマンドの教え方とは?

「待て」や「おすわり」は、愛犬とコミュニケーションをとったり、しつけを行ったりする上で必須とも言えるコマンドです。では、コマンドを教える際、どのようなポイントを押さえると覚えてもらいやすいのでしょうか。
短時間で何度も繰り返す
犬は長時間集中してトレーニングに取り組むことが苦手です。そのため、1日5分程度を目安に、その5分の間に集中してトレーニングを行います。
例えば、「おすわり」だけを5分間に何度も行うことで、集中を切らさず、遊び感覚で覚えることができるでしょう。毎日少しずつ、着実に覚えていくのがコツです。
成功した瞬間にわかりやすく褒める
コマンドを教える際、必ず「できた瞬間」に褒めてください。少しでも時間が経つと、何に対して褒められたのか理解できないことがあります。
例えば、「おすわり」と指示して座った瞬間、「すごいね!」「えらい!」と褒めてあげましょう。褒めるときは、ランダムでおやつを用意してあげると、よりやる気がアップします。
「できた」タイミングで終える
テンションが上がりすぎて興奮したり、集中力が切れるまで続けてしまうと、トレーニングに良い印象が残りません。愛犬が楽しく、そして落ち着いて取り組めている状態で終えるのが絶好のトレーニング終了のタイミングです。
また、愛犬が「できた」タイミングで終えることで、達成感や自信につながり、次回も積極的に取り組んでくれるようになる犬が多くいます。

