女優の黒木華がヒロイン星野茉莉を演じる連続ドラマ「銀河の一票」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の第8話が8日に放送され、「大物声優」白鳥光留役で出演した人気声優・日髙のり子の演技にSNSが沸いた。
「チームあかり」の救世主は「大物声優」
元スナックのママ・月岡あかり(野呂佳代)が、茉莉、五十嵐隼人(岩谷健司)、雲井蛍(シシド・カフカ)の3人を副知事に指名すると宣言した出馬表明会見は、世間の大きな注目を集めた。次なる一手として「チームあかり」がウグイス嬢を探すなか、スナックの常連客・樫田敦史(岩松了)が白鳥と知り合いであることがわかった。
白鳥は、人気アニメ「ふるるんぐっか!」のフルルンや、「キャッチ」の東ちゃん役を務める声優で、事務所はなじみ深いアニメの話題で大盛り上がり。白鳥はすでにボランティアとして活動に参加しており、陣営は樫田を介してウグイス嬢を引き受けてもらえないかと打診することを決めた。
その後、白鳥が事務所へやってくるが、声が出ない状態だった。白鳥の声は生成AI(人工知能)によって無断複製され、朗読コンテンツなどに使用されていた。「声を出せば学習されちゃう。全部、奪われちゃう。そう思ったら」。彼女は精神的なショックで大きな声を出せなくなっていた。
白鳥が抱える苦悩を知った茉莉は、法整備の遅れに触れながら国に先駆けて都が彼女たちの権利を守る条例を作っていくと宣言。技術の進歩の影で泣く白鳥のような存在を出さないために、彼女たちの声と未来を守り抜きたいと熱く語った。
その後、白鳥は蛍の息子・陽太(山本弓月)が、「ふるるんくっか!」のセリフに勇気をもらっている姿を目撃。自分の声がファンの支えになっていたことを実感した白鳥は、声を上げることができるようになり、自らの意志で選挙事務所へ。第8話放送後の第9話(15日放送予定)の予告では、白鳥の美声が響くカットもあり、第9話以降、彼女の本領が発揮されるものとみられる。
白鳥を演じる日髙といえば、アニメ「タッチ」のヒロイン浅倉南役や「となりのトトロ」のサツキ役などで知られる声優界のレジェンド。「本物の大御所」がサプライズ出演する展開に、SNSは
「本物の大御所声優」
「ガチのすごい声優さんじゃないかww」
「浅倉南ちゃんじゃん」
と声が寄せられ、大盛り上がりになった。
また、本作には、あかりのライバル・風間藍生役で人気声優の梶裕貴も出演しており、日髙と梶は「タッチ」から30年後の世界を舞台としたアニメ「MIX」でも共演している。「MIX」では日髙がナレーション、梶が主人公の立花投馬役を演じているため、
「南ちゃんだ。投馬も出てるしMIXだ」
といった声もあった。
「銀河の一票」とは?
政治家の不正を密告する告発文をきっかけに、与党幹事長の娘で秘書を務める星野茉莉(黒木)がすべてを失い、偶然出会った政治素人の月岡あかり(野呂佳代)を都知事にすべく選挙に挑む50日間を描く。「カルテット」(TBS)や「大豆田とわ子と三人の元夫」「エルピス―希望、あるいは災い―」(いずれもカンテレ)などの佐野亜裕美プロデューサーが手がけるオリジナル作で、「しずかちゃんとパパ」「舟を編む ~私、辞書つくります~」(いずれもNHK)などで知られる蛭田直美さんが脚本を担当する。

