結婚してパートナーができると、親とは“別の家庭”になります。もちろん親子であることは変わりませんが、遠慮のない近さではなく、お互いの生活を尊重する適度な距離感が大切ですよね。今回は、筆者の友人の体験談をお届けします。
なぜか毎回“偶然”会う義母
近所に住む義母の過干渉には、結婚してからずっと悩まされてきました。
特に苦痛だったのは、家族で出かける先々に必ず義母が現れることです。
行き先は伝えていないのに、どこからか現れては「あら偶然ね! あなたたちも来ていたの?」と声をかけられ、結局一日を共に過ごす羽目に。
さらに、帰りは「電車で来たから、帰りはあなたたちの車に乗せて」と当然のように私たちの車に乗って帰るのです。
せっかくの家族のお出かけなのに、写真にも思い出にも、いつも義母が混ざっている状況に、正直複雑な思いでした。
そもそも、なぜこんなにも行き先が被ってしまうのか。
最初は偶然だと思おうとしていましたが、あまりの頻度に、だんだん気味が悪くなってきました。
義実家で見つけた説明書
ある日、義実家に遊びに行った時のことです。
洗い物をしようとキッチンに入ると、棚の上に置かれていた説明書が、ふと目に入りました。
何気なく見ると、それは小型GPS端末の説明書でした。
その瞬間、「まさか……」と嫌な予感がしました。
帰宅後、夫の持ち物を確認すると、なんとスニーカーの中敷きの裏にコイン状の小さな端末が貼り付けられていたのです。
「偶然ね」と笑っていた義母の顔を思い出すと本当に気味が悪くて、しばらくその場から動けませんでした。

