なかなか別れられずに…
彼は、私が親に交際を猛反対されていることを知っていましたが、結婚する気満々でした。
はじめは私もうれしくて「親から反対されている」というハードルがさらに燃え上がらせる部分もありました。しかし、彼と性格が正反対であること、家族から責められすぎて心が疲弊していたこともあり、「一緒にいてもどうせ結婚できないのに……」と、次第に虚しさや将来への不安のほうが大きくなっていきました。
結果、退職後もなかなか別れることができず、ずるずると彼と会う日々を続けていましたが、このまま無情に時だけが過ぎていくことが怖くなり、キッパリと別れることを決めました。
けれども、彼は思った以上に粘着質で、どんなに別れたいとお願いしても認めてくれませんでした。
そんな彼にだんだんと怖くなった私は、ある決心をしたのです。
彼から逃げるために
彼に何を言っても通じないと確信した私は、彼と物理的に距離を取るためにずっと憧れていた東京へ拠点を移すことに決めました。
半ば逃げるようにして東京へ向かった私。彼からは「最後にするからもう一度会いたい」と何度も連絡がきていたのですが、一度会えばまたずるずると関係が続きそうだったので、電話で「もう会わない」とはっきりと伝えました。
それから彼に会うことはありませんでしたが、彼から最後に「自宅の前で待っている」とメッセージがきて恐怖したのを覚えています。
付き合いはじめたころは、自分にはない魅力を持つ彼にときめいていましたが、あまりにも性格が正反対すぎて関係にズレが生じていきました。彼と過ごした期間の後半は、お世辞にも楽しい時間とは言い難いものとなりましたが、私の優柔不断さも原因だったなと感じています。どんなときも冷静に状況を判断する目を持っていなくては、と反省した交際でもありました。
著者:鶴田美香/女性・主婦
イラスト:おみき
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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