子どもがスマホを使ってゲームをするようになると、避けて通れないのが「課金」の問題です。ちゃんと決めていたつもりでも、好奇心の前では、思わぬ落とし穴にはまってしまうこともあります。今回は、筆者の友人の体験談をお届けします。
「課金してない」を信じていた
「ゲームの課金は絶対ダメ」
小4の息子がオンラインゲームをやり始めたころから、我が家ではずっとこの鉄の掟を守らせてきました。
息子はもともと危ないことをするタイプではないですし、「無料ガチャしかやってないよ」とケロッとしていたので、私もそこまで心配していませんでした。
しかし、あるとき届いたクレジットカードの明細を見て、「……え?」と頭が真っ白になりました。
見覚えのない請求が何件も並び、合計金額が5万円近くになっていたのです。
信じていた息子の「課金してない」という言葉が、一気に吹き飛んだ瞬間でした。
「タダ」の罠と裏ワザ
請求書を見せながら事情を聞くと、息子は最初「やってない!」と否定。
でも、よくよく話を聞くうちに、泣きながら「ゲームのコインを無料でもらえるアプリを使った」と白状したのです。
それは、友達から教わった“裏ワザ”で、ゲーム内通貨がもらえるとうたっているポイントアプリでした。
ポイントを得るための条件として現れる有料サブスクの広告画面を、息子は「課金じゃない裏ワザ」と信じて深く考えずに次々押していたのです。
さらに悪いことに、夫のスマホ設定でパスワードが自動入力になっていたため、決済がボタンひとつで完了できるようになっていました。

