「お風呂にしっかり浸かる人」「シャワーだけで済ます人」どちらが健康的?

湯船に浸かると、入浴後に手足の皮膚温が上昇し、リラックスしやすくなる可能性があると報告されています。また、疲労感やストレスの軽減について、シャワーよりも入浴の方が改善が大きかったとする研究もあります。
一方で、冬場の急激な温度変化は血圧の大きな変動を引き起こし、特に高齢者では入浴中の事故や突然の体調悪化につながる可能性があります。
そのため、「どちらがより健康的か」と一概に決めることはできません。
・睡眠やリラックスを重視する日は、ぬるめ・短時間の安全な入浴。
・体調が不安定な日や寒暖差が大きい日は、シャワーに切り替える。
このような使い分けが現実的で安全な選択といえるでしょう。
「お風呂とシャワー」についてよくある質問

ここまでお風呂とシャワーについて紹介しました。ここでは「お風呂とシャワー」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
お風呂に浸かることでどんな病気を予防する可能性が高まるのでしょうか?
村上 友太(むらかみ ゆうた)医師
入浴頻度が高い人で、心血管疾患や機能低下の発症が少ない傾向を示した観察研究はあります。ただし、これは「関連」を示したものであり、入浴だけで病気を予防できると断定することはできません。
安全な温度・時間を守りながら、運動・食事・睡眠などの基本的な生活習慣とあわせて考えることが大切です。

