地域資源の魅力発信と人材育成を同時に実現
人口減少や地域間競争が進むなか、多くの自治体では地域の魅力を効果的に発信し、新たな関係人口や移住希望者を増やす取り組みが求められている。
一方で、PRに関してはSNSや動画配信を通じて個人が影響力を持つ時代となり、「発信力」を持つ人材の価値は高まり続ける実情もある。
妙高市では、こうした時代背景を踏まえ、地域資源の魅力発信と人材育成を同時に実現する新たな挑戦として、人材育成プロジェクト「すみます!インフルエンサー」を立ち上げた。
地域で暮らしながら自らの表現力を磨き、地域とともに成長するインフルエンサーを育成することで、地域の魅力を全国へ届ける新しい地方創生モデルを構築するという。
新潟県妙高市が目指す「2つの価値創出」とは
妙高市が目指す「2つの価値創出」は次の通り。
1つ目は、地域を舞台に活躍する次世代クリエイターの育成。妙高市には、雄大な自然環境や四季折々のアクティビティ、歴史・文化、人の温かさなど、多様な地域資源がある。
人材育成プロジェクト「すみます!インフルエンサー」では、そうした地域との出会いを通じて参加者の創造性や発信力を高めるとともに、自らのキャリア形成につなげる機会を提供する。また、同時に妙高市での暮らしや活動そのものを発信コンテンツとしながら、地域発のクリエイター・インフルエンサーとして成長することも目指していく。
2つ目は、民間企業との連携による持続可能な地域おこし協力隊モデルの実現。同事業では、自治体による直接雇用ではなく想結びが雇用主体だ。
社会保険の整備や活動伴走支援に加え、任期終了後のキャリア形成や起業支援までを一貫してサポートすることで、地域おこし協力隊制度に挑戦する際の心理的・経済的ハードルを軽減する。
地域と民間企業が連携することで、地域課題の解決と人材育成の両立を図る新たな地域共創モデルの構築を目指していく。
