マッサージ方法

① ツボがあるあたり、下腹部〜股全体に手のひらを置いて温めます。10秒が目安です。
② 猫を仰向けにするのが難しい場合は、うつ伏せの猫のおなかの下に手を入れて温めます。

「湧泉(ゆうせん)」は、後ろ足の足底球(一番大きな肉球)の下にあるツボ。ここをもむことで体全体の水分のめぐりを整えます。泌尿器系の働きを助けるとともに、むくみや疲れをとる効果も期待できます。
マッサージ方法

① 後ろ足のツボをもみます。指先の腹で、肉球の弾力を感じながら行います。10回が目安です。
② 余裕があれば、前足の掌球(しょうきゅう)の下も同様にもんでみて。ストレスの緩和が期待できます。仰向けなど、マッサージしやすい体勢で行いましょう。
ご紹介したマッサージは、静かな環境と快適な室温のもと、猫がリラックスしているときに行うのがポイントです。触られるのが苦手な猫に、いきなりマッサージをしたり、無理なスキンシップをとるのは避けましょう。猫のほうから飼い主さんに近づいてきたときがチャンスです。一度に全身を触ろうとせず、徐々に触る範囲を広げていくといいでしょう。
また、愛猫のオシッコの変化は病気が原因のケースもあるので、いつもと色やニオイが違うなど、気になる症状が見られたときは必ず受診するようにしてください。
お話を伺った先生/中桐由貴先生(アニマルケアサロンFLORA院長 獣医師)
参考・写真/「ねこのきもち」2026年5月号『排泄トラブルの予防&緩和にアプローチ いいオシッコ・ウンチのためのハンドマッサージ』
文/柏田ゆき
