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オードリー・若林正恭の初小説「青天」が直木賞候補でトレンド入り 盟友・山里亮太が「取っちゃうな」と嫉妬した理由

オードリー・若林正恭の初小説「青天」が直木賞候補でトレンド入り 盟友・山里亮太が「取っちゃうな」と嫉妬した理由

「はぁ~」11日放送の情報番組「DayDay.」(日本テレビ系)で、大きなため息をついたのは南海キャンディーズ・山里亮太だった。お笑いコンビ・オードリーの若林正恭の初小説「青天(アオテン)」(文藝春秋)が、第175回直木三十五賞の候補作品に選ばれたからだ。この快挙に「直木賞候補」がトレンド入りするなどXで話題となった。作家を本職としない書き手の初小説が直木賞候補入りするのは異例で、2015年に第153回芥川龍之介賞をお笑い芸人として史上初めて受賞したピース・又吉直樹との比較や「両賞制覇」への期待も広がった。選考委員会は7月15日、都内にて開催される予定だ。

今回ノミネートされたことを受けて、若林は「とにかくアメフトが好きで夢中で書いた作品なので、直木賞の候補作に選ばれるとは思ってもいませんでした」と率直な心境を示しつつ、「 主人公のアリが、想像よりずっと力強く、遠くまで走っていくなあと。『そのまま直木賞にぶち当たってこい』と背中を見守る気持ちです」とコメントしている。

「DayDay.」で若林の直木賞候補の話題を紹介し、ため息をついてスタジオの大きな爆笑を誘った山里は「凄いのよ、これ」と小説を手放しで称賛。「アメフトを知らない人にはちょっとどうかなと思っていたんですが、全くそんなことはなくて。アメフトを知らなくても、試合が本当に目の前で行われているような表現で全部見せてくれるし、全然アメフトを知らない人も置いていかない。そのアメフトのシーン以外の、人間の心の描写もむっちゃくちゃ面白くて、どの人物に自分の気持ちが当てはまるかで没入感もすごいし、あっという間に読み終わってる」とその面白さを解説したあと、「その…取っちゃうかなって」とまたも嫉妬の虫をのぞかせた。ユニット「たりないふたり」の相方でもある若林には「この前解散したんですけど、何か次に大きい変化が起きたらもう1回漫才やるって言われてるから、これ取って漫才やってくれるんだったら取ってもいいよ」と要望し、漫才してくれなかったら「取っちゃダメ。取っちゃダメ」とダメだしして笑わせた。山里はさらに「若ちゃん…そりゃないよ」とこぼすなど、終始ボヤキっぱなしだった。

山里の反応をめぐり、Xにも次のような声が寄せられた。

「すごい!すごすぎる! 斎藤茂太賞もすごいと思ったけど、直木賞候補の方がもっとすごいと思うよ!ニュース見てまた山ちゃん嫉妬しそうだなw」

「オードリーの若林さんの初小説、直木賞ノミネートすごい! 『青天』読んでみたいな。 オードリーはもちろん、『たりないふたり』とか南海キャンディーズの山ちゃんとのコンビも大好きで、若林さんはやっぱり才能あるなあ…!」

「芸人枠ではなく“作品の完成度“で選ばれた」

その他にもノミネート発表を受け、驚きと共感の声が相次いだ。

「オードリー若林さん、初小説『青天』でまさかの直木賞候補入り。芸人枠ではなく“作品の完成度“で選ばれた異例の快挙。累計29万部の大ヒットで文壇からも高評価。これは普通に歴史的。凄すぎるな…」

「直木賞の候補に若林さんが選ばれるとは意外!まだ読んでない候補作買ってこないと」

「直木賞候補入りだけでも快挙なのに、お笑いタレントとしては初というのがさらに驚きですね。若林さんの言葉を紡ぐ力が文学の世界でも認められた証であり、受賞すれば歴史に残る出来事になりそうです」

「『作家を本職としない書き手の初小説がノミネートされるのは珍しい。』確かに直木賞は芥川賞以上に異業種が飛び込む余地がないイメージです。納得の快挙だけど本当にめちゃくちゃすごいことですね…」

2月20日に発売された「青天」は、高校のアメフト部に所属する「アリ」こと中村昴を主人公にした青春小説。「人にぶつかっていないと、自分が生きているかどうかよくわからなくなる」という帯の言葉が示すとおり、万年2回戦どまりのアメフト部で強豪に敗れ、引退後は受験にも気持ちが入らず宙ぶらりんの日々を過ごす主人公が、再びアメフトと向き合う決意を固めていく。タイトルの「青天」はアメリカンフットボール用語で、試合中に仰向けに倒される屈辱を表す言葉。著者渾身の初小説で、累計29万部を記録している。

「オードリー若林さん、直木賞候補すごい! 『青天』をとにかく色んな人に読んでもらって、小説とアメフトの面白さを知ってほしい そして若林さんにはこれからも色んな小説を書いてほしいです!」

若林は2013年に初エッセイ集「社会人大学人見知り学部 卒業見込」(メディアファクトリー)を刊行。17年の旅行エッセイ「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」(KADOKAWA)で第3回斎藤茂太賞を受賞し、18年のエッセイ集「ナナメの夕暮れ」(文藝春秋)は累計発行部数42万部を突破している。

こうした経歴を踏まえ、若林の「書く力」の下地についての分析もX上に広がった。

「若林さんの直木賞候補入りは、芸人が小説を書いたという話題性だけではなく、長年エッセーで積み上げてきた観察眼と言語化の力が評価された結果に見えます。笑いも小説も、人間の弱さや違和感をどれだけ掬い取れるかが大事なんだと思います。初小説でここまで届くのは本当にすごいですね」

「趣味で書いてたって言ってたけど、それが直木賞ノミネートまで行くんだからやっぱ才能なんだろうなぁ…」

「お笑い芸人さんって、コントにしても漫才にしてもネタを書く人はそれなりに文才があると思う。限られた時間で、起承転結、フリとオチ、プラス笑いが無ければならない お笑いも才能」

又吉直樹の芥川賞から11年「芸人が両賞制覇」への期待も

Xで最も注目された話題のひとつが、又吉との比較だ。

「若林さん、昔、又吉さんが芥川賞取った時羨ましそうだったけど、これ直木賞獲ってまうんちゃうか?」

「若林くん、直木賞ノミネートか〜! これもし獲ったら、芸人さんが芥川賞(又吉の火花)も直木賞もになるねぇ…評判て意味では保己一よく見る気がするし、せっかくなら凪良さんと一穂さんに並んでジャンルの書き手の力見せてほしい…発表楽しみ」

「直木賞候補にオードリーの若林さん!『火花』の又吉さんは芥川賞、カラテカの矢部さんは1人出版社。バカリズムさん、北野武さん……と、お笑いと小説は相性がいいのかもですね」

又吉はお笑い芸人として史上初めて芥川賞を受賞しており、その後も文化人・作家として活動の幅を広げてきた。若林が直木賞を受賞した場合、「お笑い芸人が日本の二大文学賞(芥川・直木)を制覇」という前代未聞の快挙となる。

配信元: iza!

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