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「急性骨髄性白血病」を診断する”3つの検査”はご存じですか?医師が解説!

「急性骨髄性白血病」を診断する”3つの検査”はご存じですか?医師が解説!

急性骨髄性白血病の診断・検査方法はどのようなものでしょうか。メディカルドック監修医が急性骨髄性白血病の診断・検査方法について解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「急性骨髄性白血病の予後」を左右する”5つの要因”とは?治療法も医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

山本 佳奈

監修医師:
山本 佳奈(ナビタスクリニック)

滋賀医科大学医学部卒業 / 南相馬市立総合病院や常磐病院(福島)を経て、ナビタスクリニック所属/ 専門は一般内科

急性骨髄性白血病とは

急性骨髄性白血病は、血液中の血液細胞(赤血球・白血球・血小板など)のなかの白血球になる前の細胞(骨髄芽球)ががん化し、骨髄で無限に増えてしまう病気です。
血液細胞ががん化することで、赤血球・白血球・血小板が減少するため、貧血の症状が見られます。血小板の減少によって鼻血や歯茎からの出血、発熱・頭痛・関節痛などの症状が見られることもあるでしょう。
急性骨髄性白血病の特徴は、その名のとおり進行が早いことです。症状も突然あらわれるため、症状が見られたらできるだけ速やかに医療機関で診断を受けるようにしてください。
遅くなればなるほど、骨髄のなかの白血病細胞が増えていくため、できるだけ迅速に治療を開始することが望まれます。

急性骨髄性白血病の診断・検査方法

急性骨髄性白血病の診断をするために必要な検査方法について解説します。検査によって何を見ているのか、どこに着目しているのか、理解すれば検査も安心して受けられるでしょう。

血液検査

血液を採取し、血液中の赤血球・白血球・血小板の数や、各成分のバランスを確認します。赤血球の数や血小板の数は減少していないか、白血球数は増えていないか、正常な血液中には見られない白血病細胞(未完成の血液細胞)がないかを検査します。
これらの内容に異常があった場合、詳しく調べるために、骨髄検査を行います。

骨髄検査

骨髄穿刺または骨髄生検ともいい、腰または胸の骨に太い針を刺し、骨髄液を採取する検査です。骨髄液のなかに白血病細胞が存在しているか、血液細胞の密度や形状に異常はないかなどを顕微鏡を使って検査します。
近年では遺伝子を調べることで白血病の型まで特定できるようになりました。ただ遺伝子検査は高額なため、一般的には顕微鏡での検査が主流です。顕微鏡検査で白血病細胞の存在が20%以上認められた場合、急性白血病と診断されます。

画像診断

進行具合によっては、画像診断が行われることもあります。画像診断は主に、急性骨髄性白血病の診断をするというよりも、白血病の浸潤を確認するために使われることがほとんどです。
診断までに時間がかかった場合、脾臓・肝臓・リンパ節などの腫れが見られる臓器浸潤が考えられます。脳髄膜への浸潤も考慮に入れて、画像診断を行うケースがあります。

配信元: Medical DOC

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