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「急性骨髄性白血病」の”2つの治療法”はご存じですか?医師が解説!

「急性骨髄性白血病」の”2つの治療法”はご存じですか?医師が解説!

急性骨髄性白血病の治療法はどのようなものでしょうか。メディカルドック監修医が急性骨髄性白血病の治療法について解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「急性骨髄性白血病の予後」を左右する”5つの要因”とは?治療法も医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

山本 佳奈

監修医師:
山本 佳奈(ナビタスクリニック)

滋賀医科大学医学部卒業 / 南相馬市立総合病院や常磐病院(福島)を経て、ナビタスクリニック所属/ 専門は一般内科

急性骨髄性白血病とは

急性骨髄性白血病は、血液中の血液細胞(赤血球・白血球・血小板など)のなかの白血球になる前の細胞(骨髄芽球)ががん化し、骨髄で無限に増えてしまう病気です。
血液細胞ががん化することで、赤血球・白血球・血小板が減少するため、貧血の症状が見られます。血小板の減少によって鼻血や歯茎からの出血、発熱・頭痛・関節痛などの症状が見られることもあるでしょう。
急性骨髄性白血病の特徴は、その名のとおり進行が早いことです。症状も突然あらわれるため、症状が見られたらできるだけ速やかに医療機関で診断を受けるようにしてください。
遅くなればなるほど、骨髄のなかの白血病細胞が増えていくため、できるだけ迅速に治療を開始することが望まれます。

急性骨髄性白血病の治療法

急性骨髄性白血病の主な治療法を解説します。治療の方法や時期によっても予後に違いが出るため、治療の目的や内容を把握しておくことが大切です。

化学療法

化学療法は別名薬物療法とも呼ばれ、シタラビンやイダルビシンなどの抗がん剤を使用して、完全寛解を目指します。現在の化学療法では、患者さんが若いほど寛解率は高く70〜80%です。
それに対して高齢者の化学療法の完全寛解率は低いのが現状で、これは化学療法が強力なため、高齢者の身体では耐えられないためだと考えられています。
75歳以上の患者さんの場合には、副作用が出る化学療法は行わないことが多く、QOLを優先する治療法をとります。

造血幹細胞移植

造血幹細胞とは血液細胞(赤血球・白血球・血小板)のもとになる細胞のことです。この細胞が骨髄中で細胞分裂を繰り返して増えていきます。
血液細胞の一部ががん化することで白血病が発症するため、元となる造血幹細胞を移植して白血病の治癒を目指すのが造血幹細胞移植です。
造血幹細胞移植には、自家造血幹細胞移植と同種造血幹細胞移植の2種類があります。
自家造血幹細胞移植は、あらかじめ採取しておいた自分の造血幹細胞を凍結保存します。凍結保存した造血幹細胞に大量化学療法によって処置を施し、解凍して身体に移植する治療法です。
同種造血幹細胞移植は、主に放射線治療や化学療法の後に、白血球の型が適合したドナーから造血幹細胞の提供を受けて移植します。放射線治療や化学療法の効果が高い種類の白血病に、再発や完治を目的として行われる治療法です。

配信元: Medical DOC

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