革を分解して水に浸すと……
まずはショルダーストラップやボタン、金具などを全て取り外し、革の縫い目を切り開いて各パーツを分解します。金属パーツはすでに腐食しているものも多く、再利用できる革は思ったより少ないことが分かりました。
使えそうな革もゴワゴワして固く、そのままでは加工できそうにありません。革をたっぷりの水に浸して15分ほど置くと、固かった皮が水を吸って柔らかくなりました。さらに上に重しを載せた状態で数日間乾かすと、かなりしわが伸びたようです。
革を裁断してミニバッグに
見た目はきれいになったものの、革が分厚いためそのまま使用するとまた重いバッグが出来上がってしまいます。HAHNさんは知人の工房へ行き、巨大な機械で革をすいて全面を薄く加工。全体的に一層削ったことで、かなり軽くなったそうです。
素材の準備が整ったので、ここからは本格的なバッグ制作作業に入ります。使えそうな部分に下描き線を引いて革をカットし、軽量な圧縮スポンジ素材を貼り付けて補強しながら革を縫い合わせていきます。先ほど革を削って薄くした分、軽量で丈夫な素材を追加して耐久性を上げるのだそうです。

