これは、友人A子から聞いた話です。“うちの子が可哀想”を理由に周囲へ特別扱いを求め続けるママ友。最初は配慮していた周囲も、他の子どもを悪者にする発言をきっかけに限界を迎えます。子どもを盾に周囲をコントロールしようとする人間関係のしんどさを描いたエピソードです。
最初は“子ども想いなママ”に見えていた
A子のママ友グループに、Cママという女性がいました。
口癖はいつも、「うちの子、人見知りでぇ」「繊細だから傷つきやすくて」
最初はみんな、“子どもを大事にしているお母さん”だと思っていました。
少し気を遣う場面はありましたが、子どものことなら仕方ない。
周囲も自然と配慮していたのです。
配慮がどんどんエスカレート
問題は、何でも“うちの子優先”になっていったことでした。
公園で遊べば、「先に滑り台使わせて?」
イベントでは、「うちの子、前じゃないと不安になるから」
お菓子を配れば、「それ苦手だから別のない?」
最初は周囲も譲っていました。
でも不思議だったのは、Cママが“お願い”ではなく、“当然”みたいに言うことでした。
しかも少しでも思い通りにならないと、「うちの子が可哀想」が始まるのです。
決定的だったのは、保育園のイベントの日でした。
子ども同士でちょっとしたおもちゃの取り合いが起きたのです。
よくある程度のことで、先生もすぐ仲裁に入りました。
ところがCママは突然声を荒げました。
「またうちの子ばっかり我慢させられてる!」
周囲が凍りつきます。
しかも相手の子を見ながら、「こういう強引な子、本当に苦手」とまで言ったのです。
その子のお母さんは真っ青。
でもCママは止まりません。
「うちの子優しいから言い返せないだけ!」
完全に“被害者側”として振る舞っていました。

