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『平均寿命が短い』傾向にある猫種5選 かかりやすい病気や健康管理のポイントも解説

『平均寿命が短い』傾向にある猫種5選 かかりやすい病気や健康管理のポイントも解説

平均寿命がやや短い傾向にある猫種5選

キャットタワーでくつろぐメインクーン

猫の平均寿命は14〜16歳前後といわれていますが、ここで紹介する猫たちは、それよりも少し短命だとされています。その理由は遺伝性の病気や体格によるものなど猫種によってさまざまです。それでは、注意するべき病について見ていきましょう。

1.スコティッシュフォールド

爪とぎの上に座るスコティッシュフォールド

折れ曲がった小さな耳と丸い顔が特徴のスコティッシュフォールド。愛らしい見た目で人気のある猫種ですが、平均寿命は10〜13年ほどと短めです。

特徴的な折れ耳は遺伝による骨の異常が関係しており、健康面でのリスクも抱えています。

とくに注意したいのが「骨軟骨異形成症」です。関節や骨が変形し、強い痛みを伴うことがある病気で、折れ耳の原因となる遺伝子が影響しているとされています。

また、スコティッシュフォールドは「肥大型心筋症」を発症しやすいことでも知られています。これは心臓の筋肉が厚くなり、心臓の働きが低下していく病気です。初期段階では目立った症状があらわれにくく、気づいたときには進行しているケースも少なくありません。

2.マンチカン

鏡の前を歩くマンチカンの子猫

短い足とずんぐりとした体型が特徴のマンチカン。平均寿命は11〜13年ほどとされています。

短い足で一生懸命歩く姿は愛らしいのですが、一方で足腰や関節に負担がかかりやすく、椎間板ヘルニアや関節炎のリスクが高い猫種でもあります。とくに体重が増えると関節への負担が大きくなるため、適切な体重管理が欠かせません。

また、椎間板ヘルニア特有のふらつきや歩行困難、排尿障害などの症状が見られた場合は、早めに動物病院を受診することが必要です。

さらに、マンチカンは遺伝的に心筋症のリスクがやや高いともいわれています。日頃から健康状態をよく観察し、定期的な健康診断を受けることが重要です。

3.ノルウェージャンフォレストキャット

イスに横たわるノルウェージャンフォレストキャット

北欧原産の大型猫で、豊かなダブルコートが特徴のノルウェージャンフォレストキャット。平均寿命は12〜13年ほどとされています。体が大きく丈夫そうに思えますが、遺伝性疾患に注意が必要な猫種です。

とくに問題になりやすいのが「グリコーゲン蓄積病」「糖尿病」「肥大型心筋症」です。

グリコーゲン蓄積病は比較的まれですが、グリコーゲンが適切に代謝されず、筋肉や臓器に蓄積することで運動機能の低下や成長不良を引き起こし、突然死を引き起こすこともあります。

また、長毛種のため毛球症にも注意が必要です。

4.メインクーン

前足を上げるメインクーン

メインクーン最大の特徴はなんと言っても体の大きさと穏やかな性格です。平均寿命は12〜14年ほどとされており、猫全体の平均よりやや短い傾向にあります。大型猫で、体が大きい分、心臓や関節への負担も大きくなりがちです。

メインクーンでとくに注意が必要なのが「肥大型心筋症」です。メインクーン特有の遺伝子変異が関与していることが確認されています。安静時の呼吸数が増えている、元気がない、食欲が落ちているといった変化に注意しましょう。

そのほか「多発性嚢胞腎」や「脊髄性筋萎縮症」「股関節形成不全」 にも警戒が必要です。

長生きさせるための健康管理

寝そべっているスコティッシュフォールド

遺伝的なリスクは排除できませんが、日常的な健康管理によって、病気の早期発見や発症リスクの低減が期待できます。ここでは、どの猫種にも共通するポイントをまとめます。

遺伝疾患のリスクがある猫種の健康管理では、健康診断が非常に重要です。若いうちから年に1回の健康診断を習慣にし、7歳以降は年2回受けることが推奨されています。

肥満は、関節・心臓・腎臓にとってのリスク要因です。食事管理を徹底し、適度な運動ができるよう環境を整えましょう。

また、日常的に水を飲む量や尿の量と色、食欲、歩き方、呼吸のペースなどを観察し、異常が見られたら早めに受診することが大切です。

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