群馬県が交付を開始したあるアイテムが、SNSで話題になっています。投稿は記事執筆時点で81万回以上表示され、4000件以上の“いいね”を獲得しています。えっ、グンマー帝国まさかの独立……!?
これがないと入出国ができなくなる……!?
紹介したのはXユーザーのばみっとさん(@Bamit_Zenus)。「これからはこれがないと入出国ができないらしい(?)」と写真を公開しました。
そこに写っていたのは、手のひらサイズの小冊子。金色で格式高く「群馬県旅券」「GUNMA PASSPORT」と書かれているほか、県の公式マスコット「ぐんまちゃん」のイラストがあしらわれています。まるでパスポートのような体裁で、かつてネット上で発祥したギャグ「グンマー帝国」を連想させるアイテムとなっています。
群馬県民にとっては自虐ネタになりかねない品ですが、驚くべきは配布元です。なんと群馬県が2026年5月1日より“交付”を開始したものなのです。
正体は観光パンフレット
パスポートは、通常、海外に行くときに必要なものですが、この「GUNMA PASSPORT」はもちろん県の出入りに必要なものではありません。正体は観光用パンフレット。群馬県の歴史や文化、温泉、グルメ、ものづくりなどを紹介するものです。公式サイトでは配布ではなく“交付”と表記するなど、随所にパスポートらしいシステムが導入されています。
特徴的なのは、群馬県内各地を巡りながら証印(スタンプ)を集められる点です。県内35市町村それぞれに専用の証印が用意されており、すべてそろえて群馬県観光リトリート推進課で提示するとコンプリート証印がもらえる仕組みとなっています。
交付は誰でも申請・受け取りが可能で、事前申請が必要だといいます。交付窓口は群馬県庁のほか、東京や大阪にも設置されています。しかし、想定を上回る申し込みがあったそうで、記事執筆時点では新規の申請受付を終了しています。ただ増刷の予定もあるとのことなので、入手したい人は公式の情報をチェックしておくといいでしょう。

