米国のホワイトハウスがこのほど公式Xアカウントを更新。海外でも人気の高い日本のビデオゲーム「ペルソナ5」(アトラス)を改変したとみられる動画を投稿し波紋を呼んでいる。
動画は今年5月の米国の雇用統計が好調だったことなどを米紙を引用する形で強調する内容。44秒の短尺で「MISSION ACCOMPLISHED.(ミッション達成)」のメッセージが添えられている。
問題になったのは、アニメタッチで描かれたドナルド・トランプ大統領らが登場して「ペルソナ5」の主人公たちのように「総攻撃」をするシーンだ。最後に止め絵でキャラクターの魅力を引き出す演出までそっくりだった。パロディーのようだが「ペルソナ5」の登場人物「佐倉双葉」がそのまま描かれている場面があり、権利者に無断で制作された可能性がある。
また別の場面では「ドラゴンボールZ」「遊☆戯☆王」「僕のヒーローアカデミア」とみられるアニメの映像が流れ、BGMに「カウボーイビバップ」のテーマ曲「Tank!」(菅野よう子さん)が使われていた。
国内外のゲーム・アニメファンから「作品の政治利用だ」と非難する声があがり
私の好きな作品をこんなことに使わないで
ペルソナ5にあなたが出演したら心を盗まれる側(悪役)だろうね
これじゃアニメを見たくなくなっちゃうよ
いいかげん日本のコンテンツを使うのをやめろ
ホワイトハウスがペルソナとビバップを使うなんてバカバカしい
などのコメントがあふれた。
12日にはトランプ氏が自身を人気アニメ「NARUTO―ナルト―」の主人公に見立てた加工動画をインターネットに投稿し、問題視された。小野田紀美クールジャパン戦略担当相は同日、「(一般論だが作品を)利用する際は著作権者の許諾を得ることが原則で、公的機関も同様だ」と述べている。

