三浦獠太の瞬発力とヘアースタイル
顔見世興行は的確に丁寧に。『グランメゾン東京』での三浦獠太は、そんな配慮を感じさせる動き方だった。第5話には初の台詞があり、これが聞き逃せない。場面は、開店前のレストラン内。予約が入らない店の状況を打破するため、フードフェスでカレーを販売することにした決定に対して大宮が思わず、場外から「あのう、うちって世界一の店目指してるんじゃ」と軽くツッコミを入れる。
他にも、カレーを試食する数カットやフェス場面など、出番を与えられたら、瞬時にさりげない存在感を示していた。
三浦獠太の演技には瞬発力がある。パッと見て伝わるビジュアル情報も彼の瞬発力には欠かせない。同じTBS日曜劇場『DCU〜手錠を持ったダイバー〜』(2022年)では副大臣の息子役で初の金髪。
大河ドラマ初出演作『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK、2025年)では地本問屋の跡取り息子役で、江戸時代の町人の髷(まげ)。
翻って『パンダより恋が苦手な私たち』での短髪さわやか(元)彼氏役など、作品に合わせたヘアースタイルの変化が役柄の特徴を瞬時に示している。
<文/加賀谷健>
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【加賀谷健】
イケメン研究家 / (株)KKミュージック取締役
“イケメン研究家”として大学時代からイケメン俳優に関するコラムを多くの媒体で執筆。アーティストマネジメント、ダイナマイトボートレース等のCM作品やコンサートでのクラシック音楽監修、大手ディベロッパーの映像キャスティング・演出、アジア映画宣伝プロデュースを手掛ける。他に、LDHアーティストのオフィシャルレポート担当や特典映像の聞き手など。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。
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