夫にネタばらしをしたら……
いよいよエイプリルフールだとネタばらしをしようとしたとき、夫がスマホを取り出して「彼女からも、30歳になるまでには妊娠したいって詰め寄られて悩んでたんだ」と言いながら突然、LINEのやり取りを見せてきたと言います。「なにを思ってLINEのメッセージまで見せてきたのか、本当に謎。10年前のエイプリルフールには『ほかに好きな人ができた』とショックなウソをつかれていたので、最初はこの日のために準備したフェイクメッセージかと思ったほどです」
けれど夫の不倫話は信憑性を増していき、本当に別れを切り出すタイミングをうかがっていたことが判明。さらには「エイプリルフールだから驚かせるつもりだったのに!」と怒った礼香さんに夫がブチ切れ、そのまま離婚話へと進んでしまいます。数年経った今も、夫のことが許せない
「財産分与と、夫の不倫が理由なので慰謝料ももらいましたが、2人で家計を支えていたころとは、金銭的な余裕がまったく違います。生活には不満もなかったので、こんなことならせめて離婚を切り出されるまで、何も知らずに過ごしていたほうがよかったと後悔しています」
数年経った今も夫のことが許せないという礼香さんは、「皆さんもウソをつくときにはご注意を」と話してくれました。エイプリルフールにウソやドッキリを仕掛けるときは、最悪の場合を想定してもほっこりできる内容が良いかもしれません。―シリーズ「男と女の『ゆるせない話』」―
<取材・文/山内良子>
【山内良子】
フリーライター。ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! 金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意。

