女性ホルモンの働き(役割)

女性ホルモンは体のさまざまな機能を支えています。
生殖機能を支える
エストロゲンとプロゲステロンは、排卵や月経周期の調整、妊娠の成立・維持に関与します。これらのホルモンの変動によって、月経前後の体調変化が起こります。
骨の健康を保つ
エストロゲンは骨の新陳代謝に関与し、骨吸収を抑える働きを持っています。分泌量が低下すると骨密度が低下しやすくなり、骨折のリスクが高まります。
血管や脂質代謝に関与する
女性ホルモンは血管の柔軟性を保ち、LDLコレステロールの増加を抑える方向に働きます。閉経後に生活習慣病のリスクが高まる背景には、この作用の低下が関係しています。
肌や髪の状態を整える
エストロゲンは皮膚の水分保持やコラーゲン生成に関与し、肌のハリや髪の成長周期を支えています。
自律神経や精神面に影響する
女性ホルモンは脳内の神経伝達物質とも関係し、気分の安定や睡眠の質に影響を与えるとされています。
女性ホルモンが少ないと顔にどのような特徴が現れる?

女性ホルモンが低下すると、皮膚や血管、自律神経の働きに影響が及び、顔や肌にも変化が現れることがあります。特に閉経前後では、ホルモン変動が大きくなるため、こうした変化を自覚しやすくなります。
ほてりやのぼせのような症状が現れる
自律神経の調整がうまくいかなくなることで、顔が急に熱くなる、赤くなるといった症状が出ることがあります。時間帯や気温に関係なく起こる場合もあります。
汗をかきやすくなる
顔や頭部に発汗が集中しやすくなり、日常生活で不快感を覚えることがあります。これも自律神経の乱れと関係しています。
顔に脂肪がつき丸くなる
ホルモンバランスの変化により脂質代謝が変わり、顔の脂肪分布が変化することがあります。その結果、以前と印象が変わったと感じる人もいます。
肌の弾力が低下する
コラーゲン量の低下や皮膚構造の変化により、たるみを感じやすくなります。特にフェイスラインの変化を自覚するケースが多くみられます。
しわが増える
乾燥や弾力低下が重なることで、目元や口元のしわが目立ちやすくなります。加齢変化の一部として現れることが一般的です。

