お腹が鳴るのは良いことでしょうか。またどんな病気が考えられるのでしょうか。メディカルドック監修医がお腹が鳴ることの意味と、注意すべき症状・特徴的な病気について解説します。
※この記事はメディカルドックにて『「お腹が鳴る人とならない人の違い」は何?医師が鳴る原因や対処法を解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
齋藤 雄佑(医師)
日本外科学会外科専門医。日本医師会認定産業医。労働衛生コンサルタント。
お腹が鳴ることは良いこと?
結論として、お腹が鳴ることは胃腸が正常に稼働している証拠であり、ポジティブに捉えて問題ありません。特に空腹時の音は、胃腸が自らをクリーニングし、消化管内をリセットして次の栄養を受け入れる準備が整ったというサインです。逆に、お腹の音が全く消失してしまう状態は、腸の動きが停止している恐れがあり、医学的にはむしろ警戒すべき状況と言えます。
お腹が鳴るのは痩せるサイン?
「お腹が鳴ると痩せる」という説は、あながち間違いではありません。お腹が鳴っている間、体内では消化管を掃除するホルモンが分泌され、蓄積された脂肪を分解してエネルギーに変えようとする働きが強まります。お腹が鳴ってから食事を摂るということは、前の食事が十分に消化され、体がエネルギーを必要としているタイミングで栄養を補給することになるため、余分な脂肪の蓄積を防ぎ、太りにくい体質を作る助けになります。

