
BROOKLYN DESIGNは、北海道・ニセコエリアにて近日オープン予定のサウナ施設の空間デザインを担当した。
同社が大切にしている理念である「お客様の物語を空間へ繋ぐ。」という考え方から生まれた空間が誕生する。
プロジェクトの始まりは1人の感動体験
今回のプロジェクトの始まりは、1人の利用者の感動体験。その人は、初めてアメリカ・アリゾナ州のアンテロープキャニオンを訪れた際、壮大な自然が創り出した景色に深く心を動かされたそう。
何千年という歳月をかけて水と風が削り出した大地の曲線。時間によって表情を変える岩肌。自然とは思えないほど幻想的で神秘的な空間。
その体験は強く心に刻まれ、「この感動を日本でも表現したい。」「訪れる人にも同じ感覚を届けたい。」という想いから、同プロジェクトがスタートした。
BROOKLYN DESIGNは、その想いを丁寧にヒアリングし、単なるサウナ施設ではなく、その人の記憶や感情そのものを空間として再構築することに挑戦した。
デザインコンセプト
今回のデザインコンセプトは、「自然が創り出した芸術を、空間へ。」。アンテロープキャニオンの特徴である有機的な曲線や地層の表情を取り入れ、まるで大地の内部へ入り込んだかのような没入感を演出している。

エントランスでは巨大な岩が訪れる人を迎え入れ、洞窟のようなアプローチが非日常への入口となる。ラウンジエリアでは、柔らかな間接照明と自然素材が調和し、静寂の中で心を整える時間を提供する。


サウナ室の中心には象徴的なストーブを配置し、熱・蒸気・光が一体となった空間を構成。水風呂エリアでは、岩肌に囲まれた神秘的な空間の中で、光と水が織りなす幻想的な体験を演出している。
施設全体を通して、1つの物語を巡るような体験ができる設計となっている。
