
おさかな定期便 one bite fish 4パックコース
伊藤忠インタラクティブは、2025年度グッドデザイン賞を受賞し、これまで累計1.5万パックを販売した長崎発のおさかな定期便「さかなとくらし one bite fish」について、新たなパートナー企業とMOU(基本合意書)を締結。長崎の生産・加工の現場と東京の企画企業が連携し、豊かな海と食卓をつなぐ新体制でのリニューアルに向けて動き出す。
長崎の水産業の課題解決のために
魚種多様性を誇る長崎の海。その豊かな恩恵の裏側で、地域の水産業は就業者の高齢化や後継者不足といった課題を抱えている。また、この多様な美味しさが全国の食卓へ十分に届けられていないという流通面の課題にも直面しているという。同時に、消費地においては調理の手間や保存の難しさなどから、日常の食卓で魚を扱う機会が減りつつある。

おさかな定期便 one bite fish 4パックコース盛付けイメージ
伊藤忠インタラクティブは、解凍するだけで手軽に魚が楽しめる「常備菜ならぬ“常備魚”」という新しい選択肢を提案してきた。日本の水産業の持続可能性を高め、豊かな海の恵みを未来へつないでいくためには、産地と消費者をより良い形で結び直す必要があるとの考えから、その実現に向け、「さかなとくらし one bite fish」は各分野の専門知見を結集した新体制へと移行する。
なお、新体制でのサービス開始(商品の購入受付)は、7月上旬を予定している。
各分野のプロが本気の共創体制を構築

新体制では、長崎の海に深く関わる生産・加工・企画のプロフェッショナルたちが自ら「販売主体」となり、都市の生活者へ届けるデジタル・体験設計の力がそれを「支援」する本気の共創体制を構築。このプロジェクトにおける各社の主な役割は以下の通りだ。

新体制を推進するパートナー各社・各団体のメンバー
長崎漁港水産加工団地協同組合は、公式な販売主体(受発注窓口)となる。また、県漁連が製造する刺身に加え、団地内に集積する多様な水産加工メーカーの商品(スポット品)を取りまとめるハブとして機能。徹底した品質管理のもと、全国へ安全・安心な商品を直接届けるインフラを担う。
長崎県漁業協同組合連合会は、県全域のネットワークを活かし、長崎県で水揚げされる高品質な鮮魚を原料として調達。鮮度・脂のり・身質などを厳しく目利きし、選び抜かれた原料のみを使用する。さらに、細胞を壊さない最新の急速冷凍技術を用いた刺身の製造を行い、家庭でも獲れたての鮮魚に近い味わいを楽しめるよう取り組む。長崎の水産基盤を支える生産現場の要として、このプロジェクトの商品開発を牽引する。
F.デザインNAGASAKIは、産地連携や現場調整をきめ細やかに行いながら、プロジェクト全体の推進ならびに商品企画の指揮を担う。確かな料理ノウハウを活かし、解凍するだけで美味しい「常備魚」のレシピや体験を長崎側から具現化する。
伊藤忠インタラクティブは、デジタル領域のパートナーとして、ECサイトの構築・運営、ブランド開発、マーケティング全般を担う。「三方よし」の理念のもと、商品の製造・企画・販売は長崎の事業者が主体となり、伊藤忠インタラクティブはプラットフォームの提供やデジタルを通じた体験設計に注力して事業を支援するという。
