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「遺骨を布袋に?」地方独自の納骨作法に困惑…台風直撃の中でも無事に終えられた父の法要【体験談】

「遺骨を布袋に?」地方独自の納骨作法に困惑…台風直撃の中でも無事に終えられた父の法要【体験談】

滝のような雨の中で

兄と私はその晩、手分けして、参列予定の方一人ひとりに、「天気が悪いので、決してご無理はなさらないでください。でももし納骨まで参列される場合は、ひどい雨の中の納骨になりますので、カッパや長靴などご着用ください」と、電話連絡を入れました。


当日は朝から大雨。それにもかかわらず、参加予定の方は全員来られました。仏間での法要を終え、住職が「このあと納骨となりますが、こういう天気が亡くなられた方との思い出になるものです」とキッパリ。雨具をそろえて墓に行くことになりました。


バケツをひっくり返したような雨が降る中、墓の前でお経があがりました。墓の前の道は川のように水が流れ、長靴がなく、黒パンプスをはいていた私の足首から下はジャバジャバと流水の中でした。住職は準備万端、袈裟(けさ)の下にがっしりとした長靴です。お寺の大きな傘の下で、骨壺から布袋に遺骨がザザッと移し替えられ、手早く納骨が進みました。


そこで参列者一人ひとりが焼香するのですが、ろうそくから線香に移した火が雨に打たれてたちどころに消えてしまいます。それでも、次々に墓の前に進み出てお参りし、過酷な状況の中、どうにか納骨を終えることができました。

まとめ

法要の準備を万端に整えたと思っても、当日は天気という不確定な要素が影響します。今回は過酷な状況下での納骨となりましたが、誰もけがをすることなく、無事に終えることができ、ほっとしました。お弁当をお渡ししながら「こんなひどい天気の中、今日は本当にありがとうございました」と頭を下げると、皆さん笑顔で、「大変でしたね。でも無事納骨ができてよかったですね」とねぎらってくださいました。住職の言葉通り、亡くなった父との縁を大切に思われていると感じ、温かな気持ちになりました。



※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。


著者:玉森弥生/30代女性・主婦

イラスト:sawawa


※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


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