子どもの話って、「どうして、その発想になったの!?」と驚かされることがありますよね。筆者も、お弁当作り中に息子から聞いた“タコの正体”に一瞬フリーズしてしまいました。今回は、今でも思い出す、子どもの勘違いエピソードをご紹介します。
何かを打ち明けるような顔で
息子が年中だった頃、お弁当を作っていた朝のことです。
キッチンでウインナーを焼いていると、後ろからじーっと視線を感じました。
振り返ると、息子が真面目な顔でこちらを見ています。
何か言いたそうだなと思っていると、急に近づいてきて、小さな声でこう言ったのです。
「ねぇ、ママ知ってる?」
「んー? なに?」
すると息子は、まるで秘密を教えるみたいに周囲を気にしながら口を開きました。
「タコって実はね……」
「うんうん」
なんだろうと思って待っていると、得意げな顔で続けました。
息子が発見した“タコの秘密”
「タコって、実はね、ウインナーからできてるんだよ」
思わず手を止めました。
「えっ?」
聞き返すと、息子はお弁当用の“タコさんウインナー”を指差します。
「だって見て!」
「足あるでしょ?」
どうやら彼の中では、“タコの形にしたウインナー”ではなく、“ウインナーが成長するとタコになる”という認識だったようでした。
しかも、その説明には一切迷いがありません。
「赤いし、タコなんだよ」
あまりにも真剣なので、私は吹き出しそうになるのを必死でこらえていました。

