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「風、薫る」祝!結婚 一ノ瀬安役・早坂美海【インタビュー】「人が人を好きになる、吸い込まれるような瞬間を映像に収められたら…」(前編)

「風、薫る」祝!結婚 一ノ瀬安役・早坂美海【インタビュー】「人が人を好きになる、吸い込まれるような瞬間を映像に収められたら…」(前編)

放送中の連続テレビ小説「風、薫る」(NHK総合ほか)に一ノ瀬安役で出演している早坂美海へのインタビューの模様を2回に分けて紹介する。

朝ドラ「風、薫る」とは?

大関和と鈴木雅という実在した2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフにした朝ドラ。激動の明治時代、まったく違う境遇に生まれ、それぞれ生きづらさを感じていた2人の女性・一ノ瀬りん(見上愛)と大家直美(上坂樹里)が、未開の看護の道を切り開いていく姿を描く。「あなたのことはそれほど」「病室で念仏を唱えないでください」「くるり~誰が私と恋をした?~」などの連ドラで知られる吉澤智子さんが脚本を書き、Mrs. GREEN APPLEが主題歌「風と町」を歌う。

今回が朝ドラ初出演となった早坂が演じる安は、りん(見上愛)の2才下の妹。やがては良家に嫁ぎたいと考えている古風な結婚観の持ち主で、家族の動向を冷静に見ている。りんたちが、看護婦養成所を卒業してトレインドナースとして巣立つ第12週「旅立ち」(2026年6月15~19日放送)で、安も一度は縁談が不調に終わった生真面目な東京府の役人・槇村宗一(上杉柊平)と改めて恋に落ち、祝言を挙げて一ノ瀬家を巣立つ姿が描かれた。

「やっと結婚できて幸せになれる…と我が子を見守るような気持ちに」

――安というキャラクターをどう捉えて、どう演じようと心がけてきましたか?

「安はとても素直で優しい心を持っていますが、姪の環(英茉)の面倒をずっと見ていたり、家事をしないといけないというところで、ずっと自分を犠牲にしてきた子です。早く家庭に入って自分も幸せになりたいと思っていて、『働いて生きていくなんて考えられない』といった言葉が出たのかなと思います。最初演じていた頃は私の年齢より若い設定だったので、いろんなことに興味を持って表情をとにかくたくさん動かすように意識して演じていました」

――長い時間かけて演じていくなかで、安に魅了されていったところはありますか?

「環という自分が守る存在ができた頃から、お姉さんになった安が我慢しているところや、一生懸命家族のために頑張っているところを見て魅了されました。恋愛に興味津々で、お姉ちゃんを好きになる人たちの気持ちに気づいてしまうお茶目なところも魅力です」

――環を育てていて、具体的には何が「犠牲」になっていると考えますか?

「犠牲といっても環のことは大好きですし、育てることに対して苦痛は感じていないと思います。でも、お姉ちゃんの楽しそうな生活や自由に暮らしている姿を見て、『私にもこういう道もあったのかもしれないな』とも思っているのではないでしょうか」

――第12週で宗一と恋に落ちる流れを演じるにあたって、どんなことを心がけましたか?

「最初に宗一さんとお会いした時は、恋愛として好きというよりは『この人といたら幸せな道を選べるかもしれない』という気持ちでしたが、12週では恋愛対象として好きになるという要素が加わりました。吸い込まれるような、本当に人が人を好きになる瞬間を映像に収められたらということを意識しました。安が宗一さんに好意を持ったきっかけは、自分が大事に思っている環に優しく接してくれたからで、それは私自身も共感できました」

――台本を読んで、安が結婚すると知った時の感想を

「ずっと自分を犠牲にしてきた子なので、私からの目線でも早く安に幸せになってほしいと思っていました。やっと結婚できて幸せになれるというのが、我が子を見守るような気持ちでうれしかったです。安らしいなとも思いましたし、家族の幸せを願っているのがセリフから感じられました」

(つづく)

〈後編〉推すのはシマケン(佐野晶哉)?虎太郎(小林虎之介)?憧れの朝ドラヒロインは「虎に翼」の寅子

配信元: iza!

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