脳トレ四択クイズ | Merkystyle
「あれ? 夫いらないかも」内緒で仕事部屋を借りて【別居状態】家を出た妻と残された夫の『結末』は

「あれ? 夫いらないかも」内緒で仕事部屋を借りて【別居状態】家を出た妻と残された夫の『結末』は

快適すぎる、自分だけの城

やっと手に入れた自分だけの城は、驚くほど快適でした。

誰にも邪魔されず仕事ができる、静かな空間。
好きなタイミングで食事も休憩も取れるし、部屋も散らかりません。

何より、夫の生活音や無神経な発言にいちいちイライラしなくていい。

快適な仕事部屋でストレスなく過ごし、仕事が終わったら帰宅。
そんなふうに日々を送る中で、私はふと思ってしまいました。

「あれ? 家に帰る必要って……ある? 私、ずっとここにいたい」

そのうち、私は仕事を理由に、新しい部屋に泊まることが多くなりました。
そんなとき、夫からは「洗濯機ってどう使うんだっけ?」「アイロンのかけ方教えて」などと連絡が来るのですが、それがますます鬱陶しいのです。

「このまま離婚してもいいかもしれない」とまで思う自分がいました。

夫の変化

それからしばらく経った頃、夫から一通のメッセージが届きました。

そういえば、彼からの連絡は久しぶりのような気がします。
少し前までは毎日のようにメッセージがきていたのに、ようやく彼も一人での生活に慣れ始めたのでしょうか。

スマホを開くと、「今日は家でごはん食べない? 俺が作るから」という内容。

「あら、珍しい。……そうね、たまには帰るとするか」

久しぶりに帰宅し、食卓を見るとびっくり。
そこには、少し見栄えは悪いものの、栄養バランスのよさそうな料理が並んでいました。
部屋中もきれいに掃除され、お風呂までピカピカです。

「あとでゆっくり入って、疲れ取ってね」
そう言われた瞬間、張り詰めていた気持ちがふっと緩んだような気がしました。

「あのさ」
夫は少し気まずそうに、頭を下げてきました。

「SNSを見ながら、掃除や料理を勉強して、頑張ってみたんだ。でも、思った以上に大変だった……。今まで甘えてばかりいてごめん」

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