生理前の症状といえば、眠気やイライラを思い浮かべることが多いかもしれません。ですが私の場合、生理が近づくと決まって「味覚」と「嗅覚」に変化があらわれます。
20代のころ、そのサインを見逃したことで、楽しみにしていた旅行を延期することになってしまいました。今では夫婦の間でおなじみとなった、“私だけの生理予報”にまつわる出来事です。


私だけの生理予報は「味覚」と「嗅覚」
生理前の症状は人それぞれですが、私の場合は味覚や嗅覚の変化がサインです。
普段はおいしく食べられるお肉が妙にケモノ臭く感じたり、野菜の苦味を強く感じたり、家族と同じ食事をしているのに私だけ「なんだか変な味がする」と思うのです。
最初は体調不良かなと思っていました。しかし何度も経験するうちに、この違和感が起きた翌日には高確率で生理が始まることに気づきました。
当時20代だった私は仕事が忙しく、生理周期もバラバラでした。そのため、生理がいつ始まるのか予想できず困ることも多かったのですが、この味覚や嗅覚の変化だけは不思議と毎回当たっていたのです。
旅行前夜に見逃したサイン
忘れられないのは、夫がまだ彼氏だったころのことです。私たちは1泊2日のサイクリング旅行を計画していました。自転車で遠出をして、温泉にも入る予定で、二人とも楽しみにしていたのです。
ところが出発前夜、夕食のチンジャオロースを食べたとき、いつもと違う違和感がありました。
「豚肉のにおいが強いな……。ピーマンもなんかいつもより苦い?」
そう口にすると、彼は「そう?」と不思議そうな顔をしていました。私自身も「少し疲れているのかな」と思っただけで、その日は深く考えずに就寝。
しかし翌朝になって、すぐに理由がわかりました。生理が始まったのです。
長距離を自転車で走る予定だったため、旅行は泣く泣く延期することに。彼は「仕方ないよ」と笑ってくれましたが、宿のキャンセル料はしっかり発生し、私は申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

