2002年サッカー日韓ワールドカップ(W杯)の日本代表監督を務めたフィリップ・トルシエ氏が19日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に生出演。日本時間21日にチュニジア代表と対戦する日本代表へ向けて見解を語った。
トルシエ氏は02年大会のグループリーグでチュニジアと対戦して2―0で勝利し、1位通過を果たした実績を持つ。また、14年にはチュニジアの国内リーグで監督を務めた経験もあり、対戦経験と現地での指導経験の双方から相手国を深く知る人物だ。
現地リーグをよく知る立場から、トルシエ氏はチュニジアについて「手段を選ばず、挑発してくるかもしれない。日本はエキサイトせず、落ち着いて冷戦に戦うべき。実力は日本がはるかに上なのですから」と助言。要注意人物としてMFハンニバル・メイブリ(バーンリー)の名前を挙げつつも、「でもチュニジアは個人が光るというより、組織のチームだと思います」と分析した。
日本代表のキーマンには、MF鎌田大地(クリスタルパレス)を指名。「攻守のつなぎ役であり、司令塔でもありますから。彼の経験が生きる試合になると思います」と期待を寄せた。注目のスコアについては「2002年も2対0で勝ったので、ラッキーナンバーだからです」として、2―0で日本の勝利と予想した。
最後は、さらなる高みを目指す日本代表に対し、「壁をぶち壊せ」と日本語でエールを送った。
フィリップ・トルシエ プロフィル
1955年3月21日生まれ、フランス・パリ出身。現役時代はディフェンダーとして活躍し、引退後は指導者に転身。コートジボワールやナイジェリアなどの代表監督を歴任し、98年に日本代表監督に就任。2000年のシドニー五輪で8強、同年のアジア杯で優勝、02年日韓W杯では日本を史上初の16強(決勝トーナメント進出)に導いた。その後はカタール代表やモロッコ代表、ベトナム代表などの監督を務めた。

