朝イチは野比沖からスタート。その後、久里浜沖へ
『第二十三あまさけや丸』は定刻出船。好調の久里浜沖に行く前に、まず航程20分程の野比沖で暫しウォーミングアップ。
「はいどうぞ、タナは上から30m。タナの5m位下からコマセを撒いてください」と言う鈴木涼太若船長の合図で釣りスタート。リールをフリーにして、ビシを投入、ミチイトの1mごとのマークを数える。同時にハリスも沈んでいく。つけエサの付いたハリも海中へ。水面に35mのマークが来たところでイトが出るのを止める。竿を大きくしゃくり上げてコマセを撒き、竿を下げながらしゃくった分リールを巻く。ミチイトの30mのマークが水面に来るまでこれを繰り返し、5m程のコマセの帯を作る。竿をキーパーに掛けたらタナ取り完了。30秒前後でハリスが伸び、つけエサとコマセが同調、いつ釣れてもおかしくない状況になる。さあ、ここからが“釣り本番”だ。
野比沖でのウォーミングアップ後に久里浜沖へと移動、再び船長の指示通りコマセを撒く。すると間もなく、右舷ミヨシ(船首)で待望の船中1匹目のマダイが取り込まれた。「(まずは1匹釣れて)あー良かった!」と笑みがこぼれた。続いて、右舷トモ(船尾)2番で船中2匹目が上がった、こちらは少しサイズアップ、この調子だ!
“やる気”スイッチが入ると連発!
本格的に乗っ込みが始まるとマダイはかなりナイーブになると言う。派手な誘いや多目のコマセにさえ警戒して逃げてしまうらしい。こんな時は、静かにアタリを待つに限るのだが、取材日はちょっと状況が違っていた。魚探にはたくさんのマダイの反応が出ていたが、何故かハリのついたエサになかなか喰いついてくれない。マダイはたくさんいる、なのに“やる気”が今ひとつ。大漁だった前日にエサを食べ過ぎたのだろうか?
そんな中、右舷ミヨシが好調!2匹目を釣り上げた!釣り方を見ていると、タナ取り後に暫くは静かに置き竿。その後、竿を立ててメリハリのある誘いを掛ける、という感じ。すると、またまた喰った、3匹目!潮がミヨシへと流れていたことも大きい。いや、それ以上に誘いが決め手なのだろう。スイッチが入れば喰うと思われた。

