NHKにも苦言。テレ東が見せる“カウンターカルチャー”の矜持
災害時には他の民放番組が軒並み報道特別番組を放送する中、災害情報を画面上部にテロップとして映し、アニメやバラエティ番組を放送し続けていることでも話題になるテレビ東京。人員不足などの側面もありますが、緊急時だからこそ通常のエンターテインメントが視聴者の心のケアや日常を取り戻すとして、独自の姿勢を貫いてきました。権威や他の民放各局に忖度しない自由で独自の姿勢を見ると、同番組が作られるのも「さすがテレビ東京」という声があります。6月4日に行われたテレビ東京の定例会見では、吉次弘志社長が国民の受信料で成り立っている公共放送であるNHKがNetflixで番組を配信することについて言及。「海外の収支・採算を重視するプラットフォームに、我々のような民間会社と同じようにコンテンツを提供するのは自制的であるべき」と発言したことが注目を集めました。
限られた予算で面白いコンテンツを追求する民間事業者としてのプライドと、カウンターカルチャー的な精神が垣間見え、テレビ局としての独自の人気を誇っているのも納得の発言でした。
第2回の放送を終え、「こんな番組すぐ終わる」「YouTubeでやるべき」「この番組を見て、女性が男性の悪口を言う番組もなくせばいいと思った」など、さまざまな議論を呼んでいる同番組。これから放送を重ねていく中で、テレビの在り方やジェンダー問題など、さらに話題を集めていくことになりそうです。
<文/エタノール純子>
【エタノール純子】
編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。エンタメ、女性にまつわる問題、育児などをテーマに、 各Webサイトで執筆中

