私は最後
ある日、義父が帰宅したのは夜中の0時を過ぎてからでした。
「やっとお風呂に入れる」
そう思った瞬間、顔を赤くした義父が言いました。
「今日は風呂には入らんよ」
せっかく待っていたのにと思ったのも束の間。
義母は浴室へ向かい、お湯の温度を確認すると追い炊きを始め「じゃあお風呂に入ってくる」と先に入浴したのです。
さらにその後は夫がお風呂へ。
気づけば私は最後になっていました。
時計を見るとかなり遅い時間です。
私は入浴を諦め、そのまま布団へ向かいました。
無理をやめる
その出来事をきっかけに、私はあることに気づきました。
これまで私は「嫁なのだから義実家のルールに合わせなければ」と思っていました。
けれど、義実家には義実家の習慣があるように、私にも私の生活リズムがあります。
相手の長年の習慣を無理に変える必要はありません。
同時に、自分の健康や睡眠を犠牲にしてまで合わせ続ける必要もないのだと思ったのです。
今は無理に待たず、シャワーを先に済ませたり、翌朝入ったりするだけで気持ちはずいぶん楽になりました。
時には夫に頼み、スーパー銭湯へ連れて行ってもらうこともあります。
相手を変えようと頑張るより、自分が少し楽になれる方法を見つける方が、私には合っていたのかもしれません。
義実家との付き合い方も、そのくらいの距離感でいいのかもしれないと感じています。
【体験者:50代・筆者、回答時期:2026年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※本記事内の画像はイメージです。実在の人物・製品・ブランドとは関係ありません。
FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

